あらすじ・ストーリー
麦巻さとこは、治すのではなく「一生つきあう病気(膠原病)」を抱え、バリバリと働いていた会社を退職。実家にも頼らず、週4日のパートでギリギリの生活を続けている。日常生活は一応送れるものの、無理するとすぐに体が悲鳴をあげる。前職で受けたストレスから、いまだに人との距離に思い悩み、臆病になっている。
収入が減った彼女は、マンションの更新を機に、新しい住まいを探す。ようやく見つけたのは、築45年、家賃5万の団地。隣に住む大家の美山鈴と、居候しているという料理番・司から薬膳を取り入れた生活を教わり、団地での暮らしを始める。
ゆううつなときには、ジャスミン茶。気の巡りがよくなるように、陳皮(ミカンの皮)を加えるのもよし。梅雨の時期は胃や消化器の働きを補ってくれる、黄色い食材がおすすめ。トウモロコシは、体内の水の巡りもよくしてくれる。豆腐やとろろ、秋には白い食材を。そして冬は、腎を養う黒い食材がよし。他にも、鶏団子のスープ。ドライフルーツのあんず。梅シロップ。お粥…。
季節の移ろいとともに、旬の食材をとりいれて、自分の身体をいたわっていくことで、さとこの心の傷も少しずつ癒え、パート先の人や団地に暮らす人々、そして司とも少しずつ距離が縮まっていき、たおやかな暮らしを手にし始める。(公式情報より)
キャスト |
麦巻さとこ:桜井ユキ
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スタッフ |
原作:水凪トリ
「しあわせは食べて寝て待て」
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放送情報 |
NHK総合 2025年4月1日(火)スタート 毎週火曜 22:00~(再放送 毎週金曜 0:35~1:20) |
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