真山りか(私立恵比寿中学)のオススメ
「ワンダーエッグ・プライオリティ」
真山がオススメ作品として挙げたのは、数々の名作ドラマを生み出してきた脚本家・野島伸司が初めてアニメの脚本を手がけた「ワンダーエッグ・プライオリティ」。自殺などセンセーショナルな題材を扱いつつも「キャッチーかつ不思議な世界観」と真山も惹かれる演出が魅力の作品だ。また真山が「映画を観ているくらいの満足感があります!」と絶賛する作画も作品の世界観を引き立てている。
- こんな人にオススメ
- 真山がオススメしたいのは「ダークな世界観が好きな人」。また、その不思議な世界観などが印象に残りがちだが、真山は「何かに悩んでいる人」にも観てほしいと話す。悩みを抱えた4人の少女の出会いと成長が描かれる「ワンダーエッグ・プライオリティ」を観て、真山自身も「最近一歩踏み出そうというときに、心の中で『エッグを割れ』と唱えてます(笑)」と、励みにしていることを明かしてくれた。
- 真山りか(マヤマリカ)
- アイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバー。1996年12月16日生まれ、東京都出身。個人としては2014年にTVアニメ「アカメが斬る!」第2クールのオープニングテーマ「Liar Mask」でソロデビューを果たした。2020年10月には、ニコニコチャンネル「真山りかのアニメ300%」を開設し、自身の好きなアニメの魅力を伝えている。
みちお(トム・ブラウン)のオススメ
「転生したらスライムだった件 第2期」
トム・ブラウンのみちおのイチオシアニメは人気異世界転生アニメの続編「転生したらスライムだった件」第2期。前世の記憶を持ったまま異世界へ……というフォーマットは押さえつつ、丁寧に描かれる文化・街の発展や、能力を取り込み強くなる主人公・リムルの様子は「RPGのようなワクワク感」「シミュレーションゲームのような面白さ」も感じさせる。さらに、敵をも仲間にしていくリムルの姿に「ドラゴンボール」を重ねたというみちお。スライムのリムルを中心とした「多種族の友情や絆」も楽しんでほしい。
みちお(トム・ブラウン)
「ゲームのようなワクワク感」
補食したモンスターのスキルを手に入れてそれがツリー状に進化していったり複合したりRPGで自分のキャラクターが強くなっていく感じがワクワクする。
シミュレーションゲームのように、どんどん仲間が増えて、文化が発展していき、街もできていって、周りの国と交流も始まってとか、そんなの面白くないわけがない。
「多彩なキャラクターが魅力!」
多種族同士での友情や絆を結んでいくのが最高。最初は軋轢があった人たちが仲良くなったりしていくところは、「ドラゴンボール」のような王道の面白さもある。
女性キャラのおっぱいの躍動感が素晴らしい。もちろんリムル様の躍動感も素晴らしいです。ランガもモフモフでかわいいし、かっこいいことを言いながら尻尾をふっているところは癒されます。あと大賢者様がとっても頼りになる。僕が転生するときも大賢者様はいてほしいです。
「スライムのリムルを今や尊敬」
リムル様はスライムなのにすごく感情移入できるし、強くて頼りになってかっこいい。感情移入から入って、今は尊敬しています。そしてあの弾力、とってもかわいい見た目にも癒されます。いろんなキャラのリムル様の愛し方が、さまざまでめちゃめちゃニマニマしてしまう。
- こんな人にオススメ
- みちおがオススメしたい人に挙げてくれたのは「初めて転生ものを見る人」「転生ものに偏見を抱いている人」。みちお自身も転生ものにハマったきっかけの作品ということで、リムルの活躍に「ドキドキワクワクが止まらなかった」と作品に出会った当時を回想し、続きが気になるのにレンタルするお金がなく拳を握りしめたことを教えてくれた。
- みちお
- ケイダッシュステージ所属のお笑いコンビトム・ブラウンのボケ担当。1984年12月29日生まれ、北海道出身。高校時代の先輩後輩で2008年より活動を開始し、2009年、正式に結成。「M-1グランプリ2018」決勝で披露した“合体漫才”で注目を集める。「有吉の壁」(日本テレビ)、「ネタパレ」(フジテレビ)などに出演中。
最上もがのオススメ
「ゆるキャン△ SEASON2」
最上がオススメしてくれたのは、「ゆるキャン△ SEASON2」。あfろの同名マンガを原作とする「ゆるキャン△」を一言で説明するなら「女子高生がキャンプをするアニメ」だ。そんなストレートな作品だが、「日曜のお昼に父が旅番組を好んでみていた理由がわかる……」と最上も話してくれたように、このアニメはひたすらに癒される。コロナ禍で、外出自粛に疲れてきた人にも「最高の気分転換アニメ」になるだろう。
最上もが
「心穏やかに、とにかく癒される」
ここ1年、コロナ禍なのもあり外出自粛をしている人も多いかと思うのですが、ぼくもそのうちの1人で、そんなときに旅行したい!遠出したい!でもできない……って葛藤の中、「ゆるキャン△」は最高の気分転換アニメなんです。
刺激がほしい、頭を使いたい、泣きたい、ハラハラドキドキしたい、非現実を味わいたい……いろんな理由でアニメを観るとおもいますが、「ゆるキャン△」をぼくが好む一番の理由は“心を穏やかにしたい”からです。一度観始めるとそれがとてもわかります。
「登場人物全員がいい人!」
登場人物全員が嫌味が一切なく、かわいい! キャラクターそれぞれの会話の役割がちゃんとあり、天然・ツッコミ・冷静・ほんわか、すべてのバランスがいいです。
各地で出会うお店の店員さんや、キャンプのお客さん、モブと呼ばれるすべてのキャラクターも全員いい人なので、身構える必要がなにもないです。
「OPからED、おまけエピソードまで全てが最高」
OPからED、おまけエピソードまですべてが最高です。どんなに内容が良くても、うーんここは合ってないなあと思う作品もあったりするのですが、「ゆるキャン△」に関してはそれが一切ありません。ゆるーりとしたBGMと、彼女たちの発言1つひとつすべてが癒し要素しかないです。
- こんな人にオススメ
- 「旅行に行きたいけど行けない」「嫌なことを忘れて気を紛らわせたい!」「仕事で疲れた! 頭使いたくない!」といった癒やしを求める人にはもちろん、「うわー……美味しそう……!!となること間違いなし」と最上が断言するご飯シーンは、気持ちが落ち込んで食欲がない人にもぜひ観てほしい。
- 最上もが(モガミモガ)
- 1989年2月25日生まれ、東京都出身。主な出演作にはドラマ「重版出来!」、映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」、映画「リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~」、ヒロインを演じた2部作の映画「クロガラス1」「クロガラス2」などがある。2019年には、読み切り「モノレント」にてマンガ原作者デビューを果たすなどマルチに活動中。
TELASAでは「進撃の巨人 The Final Season」「呪術廻戦」「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」など、冬アニメ60タイトル以上を見逃し配信中。さらに「ゆるキャン」「転生したらスライムだった件」といった続編が放送中のアニメの第1期など、過去アニメも豊富にラインナップされている。
真山りか(私立恵比寿中学)
「作画は映画くらいの満足感!」
思春期の少女たちの抱える闇を「エッグの中の世界で戦う」というキャッチーかつ不思議な世界観で表現されていて、ダークなテーマなのに魅力を感じてしまいます。
それを支える作画が本当に綺麗で、映画を観ているくらいの満足感! アクションシーンの見応えもすごく、胃がぞわぞわくるくらい怖かったり、気持ち悪かったりするくらいぬるぬる動くのに圧倒されます! それなのに、見入ってしまう美しい背景にも注目してほしいです。
「元アイドルの川井リカに親近感」
川井リカちゃんは同じ「りか」っていう名前で、さらにジュニアアイドルをやっていた過去もあって、親近感があり気になってしまう存在です。エッグの世界に導かれるきっかけとなった出来事と彼女の育った環境を考えると根にある部分、心の優しく芯の強いところに魅力を感じます。
7話で一皮剥けたリカちゃんと3人がハグするシーンは絆を強く感じたのと、シンプルなセリフだったのがとっても印象的でした。このシーンでこれからの彼女たちがどうなっていくのかより興味が湧きました!
「エンディングで毎度泣く」
エンディングの「Life is サイダー」は名曲です。サイダー=青春ってありがちだな〜と思っていたし、作品に対して爽やか過ぎるのではと思っていて、そんなに過度な期待をしていなかったのですが、このアニメがあって、最後に流れるエンディングとして完璧で毎度泣きます。かわいらしい部分と毒のあるところもとっても好きです!