「シュガー・ラッシュ」イベントで黒沢が即興ソング

来月3月23日に3D・2Dで全国同時公開されるディズニー・アニメの最新作「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサー プロデューサーが来日。昨日2月14日、これを記念してシュガーズによるバレンタインイベントが都内で行われた。

本作は、ゲームの悪役である主人公が嫌われ者を演じることに嫌気がさし、ヒーローになりたくて自分のゲームを飛び出すという設定のファンタジー・アドベンチャー。人間達が知らないゲームの世界を舞台に、ヒーローになれない“悪役”のラルフと、レーサーになれない“ひとりぼっち”の少女・ヴァネロペが冒険を繰り広げる。先ごろ発表された、優れたアニメーションに贈られる「アニー賞」では、この作品が作品賞ほか最多5部門を受賞。本年度アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされている。

シュガーズは声優として日本語吹き替え版に参加しており、イベントにはシュガーズの中から森三中とアジアンが出席した。リッチ・ムーア監督は一番近くに来た森三中・黒沢にハグをし大歓迎。これにはシュガーズも大喜びだった。アジアン馬場園は「ゲームが大好き。昔からゲームばっかりやってたんですけど、そのキャラクターが出てきてすごく嬉しかった。どのキャラクターもすごくかわいい」と映画を大絶賛。「ここでストーリーを全部言っても絶対楽しめる。とても素敵な映画。Body Feels EXIT」と、太鼓判を押した後に、最後は監督に向けて英語で謎のアピールをしていた。

「アフロ犬？」とほかのシュガーズのメンバーから疑われたアジアン隅田は、「私たちをモデルに作ったんじゃないかというくらいキャラクターがかわいい。私たちのこと知ってたんでしょ」と監督とプロデューサーに大胆発言。監督はすぐさま「absolutely」と認め、「使用料が要りますか？」と会場を笑わせた。

そんなお茶目な監督とプロデューサーにシュガーズから「甘い甘いプレゼントを用意しました」と、お菓子でできたレーシングカートをプレゼント。さらに黒沢の即興ダンスもプレゼントするということで踊りだしたものの、大物の前で緊張したのか「ちょっと待て、出てこないな」と珍しく不完全燃焼に。しかし監督は「素晴らしい歌声。みなさん感涙しているのでは」と優しくフォローしていた。

最後は、かわいいお菓子をほおばりながらの写真撮影。「脂肪肝だから気をつけないと」（黒沢）、「私も顎関節症だから」（村上）と、華々しい舞台には似合わない一言が漏れながらも笑顔で撮影に臨んでいた。