4月17日(火)、18日(水)に東京・北沢タウンホールにて舞台「『田中が考え中』~第1幕~」が開催。昨日4月4日に初めての稽古が行われた。
これは昨年2011年12月に新宿シアターモリエールにて上演した舞台。
野田は作家として参加している
野田に対しては田中から「野田くん用のボケを新しく入れる。基本的には野田くんのやりやすいように」とアドバイス。その様子に鈴木が「大先生の貫録でてきたねー。今回はどんな演出をしてくれるのか」と茶化すと、田中は前回鈴木が台本を無視してボケ倒した“フットマイク事件”が蘇り、長いダメ出しタイムがスタートしてしまった。舞台の流れや意味を含めて「DVDで舞台見直したけど、あれはやっぱりダメ」「尺が伸びた」「本来やりたいボケが立たない」と真面目に懇々と鈴木を説く田中。鈴木も下を向き神妙に「わかった。今回はしない」と言ったものの、「あれ誰が言い出したんだっけ?」と高橋のせいにしようとしたり、「怒られたなー。たなちゃんに怒られたなー」と開き直り、自ら「いやー今日楽しくやろうね!」と仕切り直した。
仕事の都合で来られない春日の代わりに佐藤が加わり、まずは全員で新しい台本の読み合わせ。再演ということで、スムーズに進む中、1人だけ初参加の野田がセリフにつまづくと、先輩役の鈴木がすぐさま「なーかーおーかーくーん!」とかつての後輩役の名前を呼ぶなど、本当の先輩後輩だけに野田をいじり倒した。田中が「徐々に慣れていけばいいよ」とフォローするも、鈴木と高橋は「我々は彼を知ってますからね」「10年一緒にやってますから」と牽制。緊張の解けない野田は、実際「俺」を「女」と読み間違えたり、「青」を「赤」と間違えてしまい、芸人たちはそのたびにツッコんだりと笑いの絶えない時間となった。
再演ながら、後半の内容は前回とガラリと変更。初めてその部分を目にしたヒロシらも「おお!」と驚きながら読み進めていた。全部読み終わると、それぞれ「細かいきっかけを忘れてるなあ」など前回の舞台を懐かしんでいる様子。また、「野田くんのボケもうちょっとほしいね。コントでいつも暴走してるじゃん。野田くんのこともうちょっと調べてみる」という田中の言葉に、野田も「ありがたいです」と喜んだ。
稽古を終え野田に感想を聞いたところ、「感じがまったくわからないから、読むときから声が震えて緊張して(笑)」とコメント。「後半から気持ち乗るとこは乗ったんですけど、言葉が難しいところとかは棒読みになっちゃって『これできるのかな、大丈夫かな』って不安でいっぱいになりました」と気持ちを明かした。鈴木とのコンビネーションは「上下関係がはっきりしているからすごく楽しいです」とすでに息もピッタリ。「ちゃんとしなきゃいけないとき、ちゃんとできるのか不安。不安要素いっぱいです(笑)。でも楽しいです」と語った。
同舞台の前売りはすでに完売。当日券は若干枚発売予定となっている。また来週4月13日(金)から15日(土)まで3日連続で、ワタナベエンターテインメントの動画サイト「ワタナベ+」に出演者陣が登場する。稽古の様子、エピソード、見どころなどを語るので、ぜひチェックしてみよう。
「田中が考え中」~第1幕~
日時:4月17日(火) 18:30開場 19:00開演 / 18日(水) 18:30開場 19:00開演
会場:東京・北沢タウンホール
料金:3200円(全席指定)
作・演出:田中卓志(アンガールズ)
出演者:オードリー春日 / ドランクドラゴン鈴木 / キングオブコメディ高橋 / ヒロシ / 鬼ヶ島・アイアム野田 / アンガールズ田中 / 篠崎愛
問合せ:SLUSH-PILE. 03-5779-8366
主催:SLUSH-PILE. / ワタナベエンターテインメント
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