決勝はギース尾関と吉木りさ、新ライブ「スタモン」スタート

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昨日9月24日に東京・北沢タウンホールにて新ライブ「スラッシュパイル プレゼンツ『スタモン』」が開催された。

新ライブ「スラッシュパイル プレゼンツ『スタモン』」でMCを務めた南海キャンディーズ山里。軽快なトークで対戦者の回答を膨らませるたび会場は爆笑。

新ライブ「スラッシュパイル プレゼンツ『スタモン』」でMCを務めた南海キャンディーズ山里。軽快なトークで対戦者の回答を膨らませるたび会場は爆笑。

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「スタモン」はイベント会社のスラッシュパイル、せきしろ、南海キャンディーズ山里が送り出す新たなカードバトルゲーム。山里によるMCのもと、出演者のバッファロー吾郎・木村、吉木りさ、THE GEESE尾関、浜野謙太(SAKEROCK)、鬼ヶ島、℃-ute中島が今回初代スタモン王者を目指してバトルを繰り広げた。

出演者はそれぞれレッドゾーンとブルーゾーンにわかれて、1対1で対戦。有名人の写真とその人物のヒットポイントが書かれたスターカードと、攻撃の言葉が書かれているスキルカードを組み合わせて戦い、判定は裏のジャッジマンが行う。両者は最初に5枚のスターカードが入った封筒を選び、その中から使う3枚をチョイス。3枚のヒットポイントがすべてなくなった時点で負けとなる。

初戦はくじ引きで決定した鬼ヶ島対吉木りさ。鬼ヶ島はまず和田が辛口コメントでおなじみのファッションデザイナーを召還し、吉木はおとぼけコメントでおなじみの元プロ野球選手を召還した。ともに2つのヒットポイントで最初の攻撃は吉木が勝利。その後2連敗したのちに吉木が出してきたのはテレビやCMでも活躍する3人組バンドのギタリスト。このカードをうまく使い、「開脚前転」「貝殻の水着を着た」などの攻撃で、和田、大川原を撃破し野田を最後の1ポイントまで追い詰めた。あとがない野田が使っていたセレブ姉妹に加えた攻撃は、「上目遣い」。山里の「『言語遊戯王』でライス関町がよくやるまさかの正解パターン」という解説のとおり何のダメージにもならず、吉木が勝利した。

1回戦第2試合の尾関対中島では、中島がいきなり3ポイントのレアカードを召還。紅白歌合戦での迫力パフォーマンスをみせる女性歌手カードで、尾関の召還したサングラスのロックミュージシャンをあっさりと破った。しかしその後は接戦が続き、ロシアの総合格闘家の「義理チョコ」攻撃で尾関が辛くも勝利をおさめた。

2回戦第1試合は山里が思わず「2人を見ると『モテキ』を思い出してしまう」と語った吉木対浜野対決。1回戦同様、先に最後のカードになってしまった吉木は「あまりよくないかも」と不安な一言。しかし出してきたのは世界中にファンを持つブラジルのサッカー選手で、山里の「強い強い!」の言葉通り決勝に勝ち進んだ。

2回戦第2試合は、オープニングで「全員私と戦えばいいんだよ!」と豪語した木村と、木村とせきしろに娘の自転車を買ってもらったという尾関。試合は最後、尾関の尼僧と、芸人にもファンの多い乾杯ロックシンガーが「下品な替え歌」「空いてるのに相席」「マグロ解体ショー」などの激戦を繰り広げた結果、負けた木村は「体力の限界」と言い残して去って行った。

決勝は、吉木と尾関の対決。吉木が持ち前のスピード感ある攻撃の連続で1枚目にして尾関を3枚目のスターカードに追い込んだ。しかし尾関の魚類学者タレントが「殺人タックル」「笑いのアドバイス」攻撃でじわじわと吉木を追い込み、両者ともに最終カード残り1ポイントの状態に。最後は魚類学者タレントの「心無い野次」に対して、吉木がプロレスラー夫婦の「ただただ卑怯な攻撃」で会場は大爆笑となり、見事吉木が初代スタモンクイーンに輝いた。

吉木は「今日歯医者で親知らずを2本抜いて、ずっと痛い思いをしていたので、その甲斐あってこれに勝たせていただきました」とコメント。そのほかの出演者たちも「楽しかった」「またやりたい」と次々に口にした。第2回の開催は未定となっているが、今後決定次第スラッシュパイルオフィシャルサイトで発表予定。新たにスタートを切ったこのお笑いバトルの行方をぜひお見逃しなく。

南海キャンディーズ山里コメント

第1回とはいえ「スタモン」の醍醐味、楽しみ方がギュッと凝縮してました。誰でも楽しめるゲームということをみなさんに覚えてもらうには最高の試合だったと思います。実際優勝したのはグラビアアイドルの吉木りささんですし。
ただ、吉木さんめちゃめちゃ強かった! マシンガンのような感じ。スピードがとにかく速いんだけど、その人物がこれをしたら面白いだろうという落差を生む答えを的確にどんどん出せる。正直、今後吉木さんを崩すのは結構難しいんじゃないかと思いますね。
今日は素晴らしかったんですけど、決して完成系じゃないので、今後より面白くなっていくイベントになるかと。「言語遊戯王」をやりはじめたときの感動があり、また面白いライブをみなさんにお届けできる楽しさ、嬉しさがあります。

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