8月20日(土)に読売テレビにて「漫才Lovers」第2弾が放送される。番組では
同局では、若手ディレクターが中心となり、上方演芸を代表する“漫才”に正面から取り組む「漫才プロジェクト」を6月にスタート。6月18日に放送された「漫才Lovers」第1弾は、ザ・ぼんちおさむと千鳥ノブがコラボ漫才を披露したほか、大師匠の伝説ネタを今の芸人が再現する「漫才レジェンド」、過去に多くの漫才師がトライした共通のテーマで漫才師がネタを披露する「定番Lovers」など、まさに漫才尽くしの内容となった。
待望の第2弾では、オール阪神と哲夫がコラボ漫才に挑戦。ネタ合わせは、顔合わせの日、本番の3日ほど前、本番当日の計3回で、時間にすると20分ほどしかできなかったという。阪神は「即席の漫才で、時間もあまりなかったので、自分の持ちネタを入れてしまいました(笑)」と言い訳をしつつも「本当のコンビだとネタを間違えると気を使いますが、(後輩の哲夫には)少々何を言うても、間違えても許せますしね。楽しかったですねぇ」と、この即席コンビを堪能した様子。哲夫は、「僕は気を遣いましたね(笑)。でも師匠がいい雰囲気を作ってくれたので、リラックスしてやらせてもらいました。前回、千鳥のノブが(ザ・ぼんちの)おさむ師匠とコラボ漫才をしたのを横で見せてもらったんですが、ノブが『おさむ師匠はネタ通りしてくれない』と言っていたので、今回、阪神師匠とやらせてもらうと聞いたときは『まともな人でよかった』と思ったんですが……舞台に出たら大いにまともじゃなかった(笑)」と、大御所ならではの余裕に驚いていた。
かつて西川きよしとコラボ漫才をしたことがあるという阪神は「決めてあった立ち位置と、いきなり違う位置に立ったり、ネタもあまりきっちりと覚えはれへんし……。すごくしっかりしてはるように見えてたけど、『コンビってこんなもんなんやな。横で見てるのは違うんやな』と思いましたね」と、かつてのコラボ漫才を回想。「でも俺はしっかりしてたやろ? ネタもちゃんと振ったやろ? 間違ったところなかったやろ?」と哲夫に確認する場面には周囲も爆笑だった。
改めて阪神は「M-1チャンピオンと漫才ができたことを光栄に思っています。僕らには彼らみたいな漫才は絶対にできない。今回も『大丈夫かな?』と思ったけど、やってみたら、漫才師は所詮、元は一緒なんですね。やり方が変わってきているだけで、やりにくいということはまったくなかったですね」と後輩を賞賛。最後に「今回の漫才を自己採点するとしたら?」と聞かれた人は、「師匠とやらせてもらえる時点で100点やと思ってたので、もう180点ですね」(哲夫)、「80点。今日は0点取るかなと思ったら、そんなことはなかった。阪神・巨人の漫才より、ようウケてたもん(笑)。リラックスしてやれたし、ごっつうれしかったですね」と、互いの予想より高得点であったことに満足の様子だった。
番組ではほかにも多数の芸人の漫才や「定番Lovers」「ツッコミLovers」など漫才に特化した企画が盛りだくさん。放送は関西ローカルとなっているので、放送地域のお笑いファンは見逃さないように。
「ytv夏のスペシャル 漫才Lovers」
2011年8月20日(土) 13:30 ~ 15:30
MC:東野幸治
出演者:
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お笑いナタリー @owarai_natalie
「漫才できて光栄」オール阪神と笑い飯・哲夫がコラボ漫才披露 http://natalie.mu/owarai/news/54333