7月28日(木)より、
番組では症例のヒントが隠された再現VTRを用意し、総合診療医であるドクターGがクイズを出題。スタジオでそのVTRを見た若き研修医たちがカンファレンス形式で鑑別診断し、病名を当てるという新感覚の医療エンターテインメント番組となっている。
昨年2010年にBSで放送されていたが好評につきこのたび地上波での放送が決定。会見で中村雅人プロデューサーは「本来病院でやっているカンファレンスをそのままスタジオに持ち込みました。NHKはわかりやすく構成しすぎる傾向があるんですが、今回は逆。どのように展開するかわからないドキュメント性を大事にしています。浅草キッドさんとは、医者が面白くて素晴らしい人たちだと話していて、その素顔やメッセージを伝えたいと思っています。医者と患者の関係を良くするための番組になるのではないか」と番組への思いを説明した。
水道橋博士は「医療は専門的に展開しますが、患者は専門的ではない。この番組は総合診療という横断的なやり方で、誤診につながらない診療があるということを示していて画期的だなと。毎回、症状からこれだけの病気の可能性があるんだと驚かされます。原因そのものがわかるまでに、推理小説を読むような楽しさがある」と熱を込めてコメント。一方、玉ちゃんは「俺がNHKに出られていることがまず奇跡!」と笑いをとり、その後も「この番組はガチンコですから、八百長はしていません! 臓器を売るような医者も出ていません。だって(番組のことは)博士が今全部喋っちゃったから」と記者を笑わせた。
また博士は「研修医には毎回頭が下がります。最近若者のダメっぷりを見せるバラエティが多いですが、6年間青春を賭して勉強し続けて、今後一生やっていくんですからね」と感動。2人で「『JIN-仁-』を見るより面白いです」「タイムスリップの必要はありません」とユーモアを交えて番組をアピールした。
第1回目のテーマは「腰が抜けた」。リストラされて家族に内緒で引越し屋で働き始めた44歳の男性が「突然腰が抜けた」と訴える。研修医たちは日常生活にありがちな何気ない症状からヒントを見つけ出し、見事病気を解決することができるのか。放送は毎週木曜日22時。毎回登場するドクターGそれぞれのメッセージや、それらのやりとりを間近に見る浅草キッドの感想をぜひチェックしてみよう。
「総合診療医 ドクターG」
NHK総合2011年7月28日(木) 22:00 ~ 22:43
出演者:浅草キッド(MC) / 池田正行(長崎大学大学院 教授)
ゲスト:高橋英樹 / スザンヌ
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けいこ @keikokansya
MCは浅草キッド、病気を推理する新感覚医療番組スタート 2011年7月4日
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