昨日1月27日、東京・草月ホールで「つぶぞろい2025 ~漫才王とコント王とその他の王たち~」が開催された。
「つぶぞろい」は構成作家の飯塚大悟が2011年から自主開催していたライブ。今回は
ライブはラブレターズ、ウエストランド井口、三四郎・小宮、マヂカルラブリー・野田クリスタルの合同コントで幕開け。出演者の誰もが「M-1グランプリ」「キングオブコント」で優勝していないパラレルワールドにラブレターズ溜口が迷い込んでしまうという内容で、お笑い好きなら思わずニヤリとしてしまうフレーズや当日に報道されたばかりの出来事を反映した時事ネタが大量に盛り込まれた。
トークパートでは、合同コントで別格にセリフ量が多かった溜口が「なんで俺らが一番カロリー高い役回りなの?」「前回のコントでもセリフ量が多くて、チャンピオンになったら負担が減るのかなと思ったら、誰よりも多いじゃねえか!」とクレーム。さらに舞台が明転する前に三四郎・小宮からちょっかいを出されたことも明かし、小宮本人は「仲いい人ばかりだから馴れ合っちゃうね」と笑いながら話す。そこからは共通の思い出話や近況の話が展開されたが、徐々に身長や体型の話題へと移り、最終的にウエストランド井口の「吉本芸人はデカいけど、マセキもまあまあデカい。ナイツさんがデカい」という主張でトークが締めくくられた。
出演者たちがお互いの褒められたい部分を当てる企画「クイズ 本当はココをホメられたい!」も。ここではウエストランド河本の正解が「実は漫才のときに井口が慌てないように相槌でペースを作っている」だったが、井口から「そうなわけねえだろ! 今日もネタ飛ばしてるし!」と一蹴されてしまう。一方、井口の「とにかく○○」という問題には、野田クリスタルが「とにかく面白い!」と回答。不正解ではあったものの井口は「うれしいな!」「正解!」とご満悦で、そこから「とにかくお前が一番面白い!」(野田)、「とにかく井口くんがいるとうれしい!」(村上)、「とにかくカッコいい!」(小宮)と井口を喜ばせる流れになっていた。
エンディングでは、ルシファー吉岡が締めの一言を求められるが、何かを言うたびに「つまり?」「……というと?」とガヤが飛び、終わらせてもらえない。次に指名された野田クリスタルは時間をかけて「お前たち……帰りたいか? 俺の一言で帰れるかどうかが決まるぞ」と煽り、体全体で「K」「A」「E」「R」とアルファベットを表現していく。芸人たちが「『U』こい!」と祈る中、なぜかTIM「命」のポーズを決めて閉幕となった。
「つぶぞろい2025 ~漫才王とコント王とその他の王たち~」は2月10日(月)まで見逃し配信中。視聴チケットはFANY Online Ticketで販売されている。
DAKSHVANSI @BharatDakshvans
@owarai_natalie 美しいメンバーたちが生み出す爆笑の化学反応をぜひ映像で見てほしい。