TCクラクションが2度目の葡萄王に輝く!ランジャタイ国崎は連続失格記録更新
2025年2月3日 10:00
7 お笑いナタリー編集部
グレープカンパニー所属芸人によるネタバトル「第4回ザ・葡萄王~笑いを収穫せよ~グレープカンパニーNo.1決定戦」が昨日2月2日に東京・I'M A SHOWで開催され、TCクラクションが大会を制した。彼らは2022年4月開催の第1回大会でも優勝しており、今回で2度目の「葡萄王」に輝いた。
出場する12組が3つのブロックに分かれ、ネタを披露。観客投票で各ブロック1位に選ばれた東京ホテイソン、ヤッホイ、TCクラクションが決勝に進出した。1本目では花火職人の憂いをユニークな演出で見せ、観客の心を掴んでいたヤッホイは、決勝では病院の診療時間を題材とした斬新な切り口のコントを展開。永井の独特な表情や口調と、それに対してボソボソっと発する泉の生っぽいリアクションで大きな笑いを誘っていった。対して、1本目では「最後スベったじゃねえか!」と心の声を出してしまっていた東京ホテイソンは、決勝でも最初のボケが観客に響かず「全然ウケない……!」と心がポキリ。あまりの動揺でたけるが大きくツッコミを間違える場面もありながら、そんなむき出しの掛け合いが客席を沸かせる。
ラストのTCクラクションは、ブレのないスタイルで安定的に笑いを取りつつ、その場で高まっていく2人の熱量が来場者たちを釘付けに。見事、2回目の「葡萄王」の座を獲得した彼らにはニッポン放送での冠特番と、「2月2日」にちなんで事務所社長から賞金22万円が贈られた。
今回、初めてピンで出場したランジャタイ国崎は、コント「鳥だと思ったらオール巨人だった」を披露。事前に録音した音声も駆使しながらのパフォーマンスは、自身が決めたきっかけゼリフに首を絞められる結果に。音声に合わせて動かねばならいため、ネタ時間終了の警告音が鳴ってもどうすることもできない国崎は、タイムオーバーで4大会連続の失格となった。さらに、「彼女ができない」というスタンスの漫才しか持っていなかったというカカロニも、栗谷に彼女ができてしまったためネタの方向性が定まっておらず、終始ネット民に噛みついて持ち時間終了。2組目の失格者が出る波乱の展開に、過去の「葡萄王」で自らも失格になったことがあるMCの上田航平は大笑いしていた。
投票の集計中にはトークが展開され、東京ホテイソンたけるとカカロニ栗谷が言い争いになるノリが発生。特にウケるわけでもないこのノリを気に入った国崎が「もう1回!」とおねだりし、3回ほど繰り返していくうちに少しずつウケていく。また、はしゃぎすぎたせいでタイムオーバーとなり、減点されたTOKYO COOLが「恥ずかしい。あんま(観客が)笑ってないのに!」と情けなさを吐露する一幕も。その叫びすら客席にスルーされそうになっていたが、こちらも何度か被せていると次第にウケ始め、各芸人たちの底力も現れるトークコーナーとなった。
TCクラクション コメント
阪本No.1:どうも! TCクラクションです。「第4回ザ・葡萄王」優勝しました!
古家曇天:やったね!
阪本No.1:やったねだよ! グレープカンパニーの芸人を皆殺しに(笑)、じゃない、全員ぶっ潰して優勝しました!
古家曇天:勝手にぶっ潰れたのもいましたけどね(笑)。
ゆきえ @yukiebibipipi
客が固い!みたいなのとか ウケない!とかの話題ありましたけど
みんな面白いし仲良いし見ていてめちゃくちゃハッピーになれるライブでした!
グレープカンパニー来てますよ! https://t.co/C9GsD6qquG