本日7月17日に開幕したお笑いフェス「LIVE STAND 2010」のAGE-MONSTAGEにて、ヌーディスト芸人たちが一堂に会するイベント「ようこそヌーディスト芸人の間へ」が行われた。
出演者は、司会進行の世界のナベアツ、
トップバッターを飾ったのは、アメリカでの筋肉留学から一時帰国中のなかやまきんに君。「アメリカがまったく合わずに6キロ痩せました!」と自虐ネタを交えながら、BON JOVIの「It’s My Life」や「Runaway」に合わせてボディビルダーのように筋肉をアピールし、いきなり会場をざわつかせていた。続く
この時点で首をかしげながら別のステージに向かう女性客の姿がチラホラと現れ始め、追い打ちをかけるように、「キン肉マンマリポーサ」ネタのアホマイルド、「体トランスフォーマー」として人間の部位を体全体で表現したBコース・ハブが続くと、場内のざわつきはMAX状態に。たまらず司会のたむけんが客に向けて帰らないように釘を刺すと、ナベアツも「入り口のシャッターを閉めろ!」と同調した。
後半戦では、このところピンでの活動が目立つレイザーラモンがコンビ揃って登場。粉砕骨折による休業から復帰したばかりのHGは、新たなキャラクター「HL(=ハード・レズビアン)」をステージでお披露目した。RGが「F1グランプリ」のテーマ曲「TRUTH」を大熱唱する脇でHLが延々腰をグラインドさせ続けるというシュールな芸で、みるみるうちに会場後方がスカスカの涼しい状態に。さらに追い打ちをかけるように増谷キートンは、ホモセクシャルを暗示する「兄貴」という演歌を熱唱。「今日はホモの歌を歌いにきました!」と爽やかに宣言し、空間を大きく歪ませていた。
どんよりとしたムードを吹き飛ばしたのは“千手観音かずこ”こと森三中・黒沢による「キューティーハニー」。「♪ピアノ、ピアノ、ピアノ弾けたらイヤーン」と大熱唱して会場を大きく盛り上げた。さらにサバンナ八木のギャグ10連発&アンコール、庄司智春のベビーオイル塗り&ミキティーコールが続き、ラストを飾るシルクのダンスショーへ。“うわさ年齢50歳”のシルクは、華麗な踊りとともに、事前予告通りTバックを大胆に披露。年齢を感じさせないその肉体を前に、会場からは大きな歓声が上がった。
ナベアツの宣言通り、「伝説」となった今回のステージ。終演後の会見では「会場ではあまり笑いがなかったけど、DVDが発売されたらぜひ深夜の4時くらいに見てください。絶対面白いはずです!」と庄司が懸命にアピールしていた。
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- YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 2010
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お笑いナタリー @owarai_natalie
大惨事!ヌーディスト芸人、AGE-MON STAGEを凍らせる http://natalie.mu/owarai/news/34908