博多大吉が「年齢学序説」サイン会＆Twitter芸人の会始動

本日5月2日、新宿・ルミネtheよしもとにて、博多大吉のサイン会が行われた。

これは、今年2010年2月に発売された大吉初の著書「年齢学序説」（幻冬舎）が現在話題の本になっていることと、吉本のTwitter芸人を集めた「YTA（よしもとツイッター・エージェンシー）」の発足を記念して開催されたもの。サイン会に先がけて行われた記者会見には、大吉をはじめ、あべこうじ、石田靖、カナリア、チーモンチョーチュウ菊地、デッカチャン、天津向、はりけ～んず新井、Bコース、レイザーラモンRGらが出席した。

大吉はこの記者会見の冒頭で「2月に本が発売されて、今日が初取材（笑）。2カ月半経ってる。吉本からのフリーエージェントを希望します！」と宣言。自著については、自身の仮説をもとに「人生の転機となる38歳で出版することになった」と語り、「僕なりの自己啓発書。くすぶってる吉本芸人全員に読んでほしい」と芸人仲間へエールを送った。

一方、YTAに話が及ぶと、吉本内でのTwitter事情で芸人たちが大盛り上がり。石田靖は「新喜劇の座長だからYTAの座長にまつりあげられた」と不満顔だったが、「YTAのルールは大吉をフォローすること」としっかりリーダーシップを発揮していた。セルジオ越後に扮したレイザーラモンRGは、Twitterで行っている「サッカー川柳」を披露。ほかにも"市川AB蔵"や三遊亭好楽のモノマネを繰り出し、会見場は微妙な空気に包まれた。

あべこうじは「芸人の中で一番普通のことを書いてます」と述べながら、『電車の中で『横に立ってます』とつぶやかれたことがある」と珍体験を告白。チーモンチョーチュウ菊地は、Twitterで飲み会を呼びかける通称「ツイ飲み」をもじった「菊飲み」をよく開催していると、その活用ぶりを語った。

6月11日にはルミネtheよしもとにてオールナイトライブ「YTA Twit Live～よしもと呟人（ついんちゅ）大集合SP！～」が行われる。Twitter芸人はもちろん、その発起人でもあり、「51歳のときに笑顔でいられるように」と長期的な視野を持つ大吉も参加する。彼らの今後の動向とつぶやきぶりに注目しよう。