1223組がエントリーした今大会では、藤崎マーケット、COWCOW、ゆりやんレトリィバァ、ANZEN漫才、霜降り明星、カミナリ、パーマ大佐、ナイツと、ザ・ギース、ラブレターズ、阿佐ヶ谷姉妹、みさわ大福の7人によるユニット・ASH&Dコーポレーションの9組が決勝で激突。ヒロミ、円広志、陣内智則、藤井隆、友近の審査で、500点満点中469点の藤崎マーケット、453点のCOWCOW、そしてカミナリと同点の452点を獲得したナイツが準決勝の順位により最終ステージへ進出した。
最終ステージでは、ナイツは土屋が歌うテレサ・テン「別れの予感」の歌詞に塙がツッコんでいく漫才スタイルのネタを披露。COWCOWは「うたの鬼ぃさん」に扮するネタで会場を沸かせる。藤崎マーケットはカラオケを舞台に謎の曲を歌い合うコントで挑み、2位のナイツと2点差の465点で勝利を掴んだ。
タイトル獲得は2014年の「漫才Loversスペシャル ytv漫才新人賞決定戦」以来という藤崎マーケット。「後輩や同期に先を越され居場所がなかった。欲しかった、最高の賞が獲れました。また最近若手の解散ラッシュが続いているが、粘ればどうにかなるというところを見せられた」(トキ)、「私事ですが、昔からとてもお世話になっていた仲間が亡くなった。いい報告ができる」(田崎)とそれぞれ胸の内を明かす。
またトキは常々訴えている「リズムネタ撲滅」に強い思いがあり、「これでリズムネタに終止符が打てます。『ラララライの人』と呼ばれなくて済む」と自身の中で決着がついた様子で、田崎と「後輩たちにはリズムネタは怖いと伝えます。この賞を獲ったことで信憑性が出る」と頷き合う。「ラララライは封印します」と宣言すると「1、2年前にも同じことを聞いた」「営業でも?」と報道陣からコメントされたが「封印します」と繰り返していた。
優勝賞金は300万円。田崎は使い道について「最近、ネット上で(実際は独身なのに)『バツイチ子持ちでなんばグランド花月にファミリーカーで乗り付けている』とかあることないこと書かれるので、逆にファミリーカーを買ってやろうかと(笑)」と述べて笑いを誘った。
「歌ネタ王決定戦」歴代王者
第1回(2013年):すち子&真也(すっちーと松浦真也によるユニット)
第2回(2014年):手賀沼ジュン
第3回(2015年):中山功太 / COWCOW ※同点優勝
第4回(2016年):かまいたち
第5回(2017年):
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