小島よしお、笑わせたいのは世界中の子供

小島よしおがゲスト声優を務める「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が明日3月5日（土）より公開される。同作品の全国ロードショーを前に、小島が「ドラえもん」に対する思いを改めて語った。

「新・のび太の日本誕生」は、のび太やドラえもんが7万年前の日本を舞台に冒険を繰り広げる作品。劇中に登場する原始人・クラヤミ族を演じる小島は、今回のオファーについて「夢かと思いました。子供たちを対象としたライブを行っている身として、国民的アニメのトップのような存在のドラえもんに携われるなんて、すごくうれしかった」と語る。

“子供たちを対象としたライブ”とは、小島が継続的に開催している「小島よしお的おゆうぎ会」のこと。ライブ中に子供の観客が退屈すぎて泣き出してしまったことをきっかけに同ライブを立ち上げたという小島は「今は日本の子供に向けてライブをやっていますが、世界の子供たちを笑顔にしたいです。『映画ドラえもん』に携わったことで海外への野望がより一層強くなりました」と映画からさらなる影響を受けたことを明かす。

また本作にちなんで「タイムマシンで過去に戻るなら？」と尋ねられた小島は「僕のギャグがブレイクした年の2007年。周りのことがよく見えていなかったので……。今なら経験も積んできたので、昔よりは視野を広く持てると思います」と回答。また欲しいドラえもんのひみつ道具については「エアコンスーツ（着ているだけで寒暖を防ぐ洋服）が欲しい。裸芸人は北海道の雪まつりに呼ばれるので。これがあれば冬の営業も怖くない！」と笑いながら述べた。

最後に小島は「子供は夢を見つけられ、大人は大切なものを再確認できる映画」と作品をPR。小島も太鼓判を押す「新・のび太の日本誕生」をぜひ劇場で楽しもう。