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FKDZの新リーダーにアルピー酒井が就任、理由はサッカー経験があるため

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FKDZの新リーダーに指名されたアルコ&ピース酒井(右)。

FKDZの新リーダーに指名されたアルコ&ピース酒井(右)。

昨日1月21日、FKDの結成5周年を記念したライブ「FKDZ五周年記念祭~完全無欠~」が東京・座・高円寺2で開催された。

芸歴15年前後の実力派芸人たちが事務所の垣根を越えて結成したユニット「FKDZ」のおめでたい式典とあって、メンバーは全員ジャケット姿で登場。まずはアルコ&ピース平子が開催の挨拶をすることに。しかしお得意の演説口調で延々とスピーチを続け、周りからは「長い長い!」と野次を飛ばされる。その後、Hi-Hi上田が相方・岩崎の頭に日本国旗のついた吸盤を投げるパフォーマンスを一発で成功させ、改めてライブの開幕を宣言した。

続いてザ・たっち、エルシャラカーニ、なすなかにし、オードリー春日、ロリィタ族。などから続々とお祝いコメントVTRが上映される。中でも会場を沸かせたのは磁石・佐々木の愛息・想介くんからのメッセージ。「おめでとうごじゃいます!」と咳き込みながら絶叫するその姿に客席は温かい笑いに包まれる。

さまざまなユニットによる余興も行われた。最初に登場したのは三拍子・高倉、ななめ45°下池、かもめんたる・う大、風藤松原・風藤、Hi-Hi岩崎、磁石・佐々木からなる「ふんど6」。自らの肉体を車に見立てて行う“縦列駐車”、岩崎のスキンヘッドを利用した“ふんどしクロス引き”などの芸で客席を盛り上げる。続いて女装したかもめんたる槙尾、流れ星・瀧上、キャン×キャン玉城による「てんとう虫のサンバ」の歌唱、ダブルブッキング黒田によるマジックショーも行われたが、アルピー平子は自らの履いていた革靴を彼らに投げつけ「こんなの金取られる学芸会じゃねえかよ!」と激怒していた。

そんな平子が唯一、拍手で称えたのがダブルブッキング川元、う大、アルピー酒井、風藤松原・松原の「チーム根暗」によるパフォーマンス。嵐の楽曲「A・RA・SHI」を俯きながらブツブツと小さな声で歌い、最後は全員が静かに床の上に倒れ込み、そのまま4人で肩を寄せながら舞台袖にはけていくというものだ。平子は4人のステージングを「表現が暗黒舞踏と一緒だった」と評した。

次にFKDZのリーダーである磁石・永沢がメンバーに向けて手紙を朗読。ここで永沢は「家族がいるメンバーもいる中、その家族を僕だけで守っていけるのか? メンバーの誰かがヤクザに殺されそうになったとき、ヤクザに立ち向かえるのか? 自分の命を捨ててまでメンバーのみんな、ましてや下池を守れるのか?」と苦悩していたことを吐露し、突如FKDZのリーダーを辞任したいと申し出る。これに対し、ほかのメンバーは「そんな気持ちでやってたの!?」と驚きの表情を見せていた。

永沢は次期リーダーにアルピー酒井を指名。その理由を「サッカーをしていたという経歴は大人数のFKDZをまとめるのにぴったり」だと説明する。最初は唖然とした表情を見せる酒井だったが周りから所信表明を求められ、戸惑いながらも「これからもFKDZをよろしくお願いいたします」と挨拶。会場からは大きな拍手が送られた。

イベントの後半は、FKDの歴史を振り返るクイズや占い師による2016年運勢ランキングなどのコーナー企画。ここでは運勢ランキングの上位2人と下位2人が即席コンビとして、お題にあわせた即興ネタを披露することに。結果、「最強コンビ」には磁石・永沢とマシンガンズ滝沢、「最悪コンビ」にはななめ45°下池とマシンガンズ西堀が選ばれた。

ここでFKDメンバーもザワつくハプニングが起こる。下池が、ランキングで自分で運勢の悪さを知ったと同時に腰を痛め、突如背筋を曲げたまま動けなくなってしまったのだ。下池はなんとかステージの中央まで移動しようと、西堀に手を引かれながらヨチヨチと歩く。その姿に「介護じゃん!」と笑い転げるメンバーがいる一方で、「ギックリ腰ですか!?」と本気で心配するメンバーも見受けられ、ステージ上には下池のための椅子が急遽用意された。「オリンピック」というお題で漫才を行うことになった2人は、スキージャンプやカーリングなど腰が曲がった下池の体勢を存分に生かしたシチュエーションのネタを披露。逆境をはねのけ観客の爆笑を誘っていた。

エンディングでは、既報の通りFKDZ初の2DAYS公演が2月18日(木)、19日(金)に座・高円寺2で開催されるとの発表も。最後はこの告知が表示されたスクリーンとともにFKDZの撮影会が行われた。

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