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ナイナイANN最終回、矢部「感謝でいっぱい」

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ナインティナイン (c)ニッポン放送

ナインティナイン (c)ニッポン放送

ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が昨日9月25日(木)深夜の生放送で最終回を迎えた。

1994年4月に月曜2部の枠でスタートし、20年半にわたって放送された「ナインティナインのオールナイトニッポン」。既報の通り番組から矢部浩之が卒業し、放送1013回でその歴史に幕を下ろした。

時報とともに2人が声を揃える最後の「怒鳴り」は「オッケー!」。スタジオには放送初期からのスタッフやハガキ職人上がりの作家が集結し、ナイナイはオープニングから思い出話に花を咲かせる。やがて1曲目として選曲されたのは、この番組でも流行した知念里奈の「DO-DO FOR ME」だ。

1時台は20年半の間に起きた、頭髪や声、体調などにまつわるいくつかの変化が話題となり、矢部も「これも20年半のすごさですよね」としみじみ。ネタではない普通のお便り=「ふつおた」も多く読み上げられ、リスナーのリクエストを発端に2人がそれぞれ初体験のエピソードを赤裸々に打ち明ける微笑ましいトークもあった。

岡村による恒例「2時!」の時報を挟んで始まったコーナーは「ありがとうやべっち!ナイナイオールナイト20年!矢部浩之流行語大賞」。20年半の間に実際に矢部が発言した「引っかかるセリフ」をリスナーがピックアップして投稿している。「犬が胸焼けしたら草食べるって知ってますか?」「筋肉を付けなきゃダメなんですよね、靭帯は」「カロリーメイトはフルーツ味が飽きないことを僕は知っている」といった矢部のセリフを2人が交互に読み上げ、番組の足跡を断片的に浮かび上がらせた。

ナイナイANNとしては最後となる「ハガキ職人大賞」や以前矢部が歌った「Yeah!めっちゃホリディ」(松浦亜弥)、懐かしいジングルなど集大成的な内容。リスナーによるナイナイへのリクエストも相次ぎ、岡村の尻の状態を矢部が確認したり、矢部がFAXやロボコップのモノマネをする場面もあった。矢部が背中で手を組んで身体の柔らかいところをアピールした瞬間には、おなじみのファンファーレが鳴り響いた。

ラストのコーナーはやはり「矢部浩之のどりちんクラブ」。番組のエンディング間際で毎回、主に性や恋愛の悩み相談に2人が答えてきたコーナーだ。今回「矢部さんにとって、どりちんとはなんですか?」という投稿に「どりちんでも幸せになって子供ができるんだ、というのが僕のメッセージ」と思いを語る矢部。自身の番組卒業のため、自ら「終了ー!」とコーナーの終わりを告げた。

エンディングまで残り15分。矢部は自分が書いてきたという手紙を読み上げて、スタッフやリスナーへ感謝の気持ちを伝える。その文面はスタッフの名前を個別に挙げて「気持ち悪かったです!」と笑い満載でダメ出しをする内容。さらに岡村に対して「キングオブ気持ち悪い」と告げ、頭髪のケアや女性との交際など数々の所業について「反吐が出るほど気持ち悪かったです!」と語気を強める。しかし最終的には「以上、この手紙を最後にどうしても読ませてくれと頼んだ、気持ち悪い矢部より」と自分を落として手紙を結んだ。

ついに迎えたエンディングで「ビタースウィート・サンバ」に乗せて、矢部は「20年半、感謝の気持ちでいっぱい」と切り出す。続けて「『ナインティナインのオールナイトニッポン』が終了するだけで、何も変わらない。今後も『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』とナインティナインをよろしくお願いします」と丁寧に挨拶した。岡村は「もっと号泣して終わるかなと思ったけど、いつもどおり放送できてよかった。同窓会みたいにみんな集まっていただいてありがたい」。最後は矢部が「本当にみなさん、長い間ありがとうございました!」と礼を述べて、いつもどおり「わーわー言うとります」「お時間です」「さようなら」と2人で締めた。

来週10月2日(木)深夜からは同じ枠で「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」がスタートする。放送中、岡村は矢部に「いつでも遊びに来ていただいて。平場でもしゃべりたいことがあれば、しゃべれる場がありますので」と呼びかけ、矢部も「また何かあるたびに顔を出させてもらうこともあるでしょう」と前向きに語った。

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