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時は来た!新祇園プロレスで土肥奇跡の復帰戦に感動の嵐

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一昨日3月16日、京都・祇園花月にて「新祇園プロレス ~土肥ポン太42歳レイザーラモンRGに負けたら即引退スペシャル~」が開催された。

前回、前々回と3本勝負を行うも、両者一歩も譲らず引き分けに終わり、再戦が待たれていた土肥 VS RGの戦い。今大会で自身の有利を主張するRGは、再戦の条件として土肥に「引退を賭けて戦え」と要求し、この大胆不敵な挑発に土肥ポン太42歳は真正面から挑んだ。

土肥とRGの因縁をあおるオープニングVTRから始まり、実況のザ・プラン9・浅越ゴエと解説のザ・プラン9・ヤナギブソンが戦いの見所を熱く冷静に分析。今回は時間無制限一本勝負となっているため、完全決着が期待されると2人が語り、ハッスルでの実戦経験を期待して起用されたレフェリー・レイザーラモンHGの登場に、観客も戦いの重みを感じた様子だった。

続く選手入場ではいつもと違い小川直也を彷彿とさせる道着のRGと、橋本真也を完コピした土肥ポン太の姿が。土肥の入場曲は橋本がビッグマッチでしか使用しなかった前奏付きの「爆勝宣言」がかかり、気合い十分なことがうかがえた。

しかし興奮しすぎたのか、土肥は国歌斉唱したおかけんた、花束贈呈の白仁田支配人にまで突っかかり、2人を病院送りにしてしまう暴挙。これを見たRGは怒り、ゴング直後に場外乱闘へ誘い込んだ。今回も「観客持ち込み凶器使用可能デスマッチ」で行われたため、さまざまな凶器が会場を彩り、好勝負が連発。RGが観客から“パーマンバッジ”を入手すると、土肥はなんとまったく別の観客から“パーマン1号の小物入れ”をゲットするという奇跡の対決も。その後、勝負が硬直したと見たRGは「写真でひと言対決」を宣言。土肥が持ち味を十分に発揮したかに思われたが判定はRG勝利という結果となった。

これで引退が決定的となった土肥は逆上し、HGに怒りのコブラツイスト。骨が砕ける鈍い音が鳴り響いた会場は大混乱状態になり、「炎のファイター」に乗って突如アントニニオ猪木ではなく、「猪木隊」の面々が現れた。土佐駒・長尾、ZAZY、アインシュタイン稲田によく似た風貌の猪木達は曲に合わせてボックスを踏むという謎のダンスのあと名言「1、2、3、ダー!」を放ち、会場は大盛り上がりとなったが、1人残された土肥はふてくされて帰ってしまった。

同じ頃、中継先ではなんとRGが「HGの仇を討つためもう一度戦え!」と、土肥の引退撤回を要求。しかし、会見場に現れた土肥の引退意思は固く、ここでも乱闘になってしまい、またしても熊崎社員のTシャツが破かれる事態に。土肥の引退を惜しむ浅越、ヤナギブソン、すすり泣く観客と、会場はまさにお通夜状態で熱戦の幕は閉じた。

なぜか展開は数日後。祗園プロレス取材班のカメラが映し出した土肥は、楽屋に黒霧島を持ち込み泥酔しながら出番をこなしたり、悪酔いしスタッフに暴行を働くなどやけくそ。そんな土肥を見かねてティーアップ長谷川が、土肥のために千羽鶴を折る姿が。そして、土肥から受けた傷が癒えない白仁田支配人の元にかかってきたのは土肥から「復帰戦を祗園花月で!」という電話。HGやけんたら復帰反対派も多い中、悩む支配人の背中を押したのはスティーブ・ジョブズだった。

いざ復帰戦のときを迎え、RGに続き、いよいよ土肥の入場かと思われたその矢先、鳴り響いたのはティーアップの出囃子。長谷川が土肥のセコンドとして登場し会場は騒然となった。続いてお待ちかねの土肥が姿を現すも、“レインメーカー”として生まれ変わり、外道を引き連れ、会場には金の雨。手にしっかりと長谷川作の千羽鶴を持った土肥は、長谷川にお礼を言おうと近寄ると何かがおかしいことに気付く。RGがカツラをはぐと、今まで長谷川だと思っていた人物はなんと藤崎マーケット・トキ。土肥を励ますため長谷川になりすましたというトキの思いが会場に広がったところでゴングが鳴った。

全メンバー協力しての「月光闇討ち・合わせましょうデスマッチ」「着せ替えひと言選手権」を経て勝利したのは土肥。見事勝利を収めた土肥は、健闘を称えるRGと友情の握手を交わし、最後は猪木隊による祝福の「ダー!」で熱戦の幕は閉じた。かくして一度は引退を決意した土肥は素晴らしい仲間に恵まれ華麗に復帰。

しかし、皆が帰り、誰も居ないリング上では恐ろしいVTRが。そこにはまたも吉本新喜劇・川畑泰史座長似のカワバタ—・ウォーリアーの襲撃予告が流されていた。果たして今後の新祇園プロレスはどうなってしまうのか。ぜひお見逃しなく。

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