茂造の秘密大公開、明日「よしもと黄金列伝！」に辻本座長

2014年2月21日 10:52 24 2 お笑いナタリー編集部

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

8 6
3 シェア

明日2月21日（土）放送、陣内智則、月亭八方、月亭方正出演「笑いの金字塔よしもと黄金列伝！」（読売テレビ）に吉本新喜劇座長・辻本茂雄がゲスト出演する。

今回は「茂造までケガと挫折の20年不運の芸人・辻本茂雄」と題し、思わぬアクシデントと挫折を何度も繰り返しながら復活を遂げてきたという辻本の壮絶な芸人人生を紹介。同期芸人のティーアップ前田、辻本の“救世主”となった大先輩・間寛平らのVTR証言を交えながら振り返る。

辻本の歴史は、おなじみの「幸せ・不幸せグラフ」で“幸福度”の浮き沈みを表示。まずは1986年NSC大阪5期生入学からスタートするが、「競輪選手になりたかった」という辻本の幸福度はマイナス100％。自転車競技の強豪校で好成績を収めていた辻本は、検査で膝に腫瘍があることが発覚し、「頭が真っ白で、夢もなんもなかった」と絶望のどん底だったことを明かす。

芸人になってからはコンビ・三角公園USAとして活躍するも「とにかくイライラしてた」と告白。デビュー3年目にして解散後、吉本新喜劇に入団する。新喜劇では、あるベテランがアドリブで辻本のアゴをイジった「アゴ本さん」というセリフが大ウケしたことから舞台の出番が増え、“アゴキャラ”として人気を博すが、辻本の心中は複雑だったそう。その初めての出演者のアドリブによる「アゴいじり」秘蔵映像も公開する。

その後、ある理由から出番が激減し、くすぶっていた辻本を、新喜劇で主役も務める“ニューリーダー”へと押し上げ、幸福度を一気に上昇させた救世主が間寛平。その浮上のきっかけを寛平自身がVTRで明かすが、後輩を気づかう熱い思いから、いつもの寛平らしからぬ大真面目なトークに陣内らはビックリしてしまう。

新喜劇入団8年後には吉本新喜劇の番組が全国ネットのゴールデンタイムに放送されることになり上京。番組終了後も新喜劇の普及を目指し、東京の舞台で頑張ることを決めた辻本だったが、ある人からのショッキングな言葉に、「今もそれを言われたときの悔しい思いが忘れられない。競輪選手を諦めたときに匹敵するぐらい落ち込みました」と打ち明ける。

35歳で晴れて新喜劇の座長に就任してからはバラエティ番組での活躍と重なり、幸福度は安定。そして、今は亡きやしきたかじんの言葉に心を打たれ、それが今や大人気の“茂造じいさん”キャラが生まれるきっかけとなる。トークの合間には、18年前に茂造が新喜劇に初登場したときの秘蔵映像や、テレビに映らない新喜劇の舞台裏を大公開。常に満席が続く“茂造新喜劇”の稽古から本番までの舞台裏にも密着しているのでぜひお見逃しなく。