生駒里奈　うち、見た目だけだと「結構頭良さそうだね、運動神経良さそうだね」って言われるんですけど、自分でもここまで運動ができない子だと思わなくて、逆にびっくりした。そもそも運動することや走ることが大っ嫌いだし、走ってると脇腹が痛くなるのもすごく嫌いで。体育の授業の徒競走とか、すごいダラッダラ、ダラッダラ走ってるし。番組を観た人は「生駒ちゃんってこんなに運動できない子なんだ……」ってガッカリして、信じたくなかったんじゃないですかね（笑）。

高山一実　事前に「口ゲンカの演技をするよ」って言われたんですけど、私、そういうの苦手なんですよ。口ゲンカしてもすぐに「そっか、ゴメン」とか謝ってしまって、どうしてもケンカにならないです。

生駒里奈　それで、2人でいろいろ話し合って「出身地を言い合うしかない！」って話になったんです。よく田舎のヤンキーって「お前どこ中や？」って言うじゃないですか。そんな感じをイメージしてやったら、結果はあんまり怖くなかった。うちとかずみんがやると、絶対に変な感じになっちゃうんですよ（笑）。

高山　そうだね（笑）。オンエアされたのはごく一部だったんですけど、実際にはもっと長く演技してたんですよ。生駒親分とその子分、高山親分とその子分が口ゲンカする設定で、まず子分たち同士がケンカして、それを聞いてた親分が「おい下がれ」って出てきて、出身地を言い合うっていうだけの内容で。やってるほうはすごく楽しかったですね。あの放送の反響はとても大きくて、ファンの方からもいまだに「あの放送を観て好きになりました」って言われるんです。

生駒里奈　この放送が一番心に残ってる。「大人コノヤロー！」って思ったもん（笑）。

白石麻衣　私も「乃木どこ」のロケの中で、一番思い出に残ってる回ですね。だって私、絶叫系もお化け屋敷も本当に苦手ですから。自分の人生で絶対に乗らないだろう、入らないだろうって思ってたのに、まさか番組のロケで行くことになるなんて……本当にこの日が来てほしくなくて、嫌々行った感じでした。

生駒　うち、ディズニーランドや遊園地の子供用ジェットコースターならまあまあいけるけど、絶叫系は本当に苦手なんです。なのに、いきなりあんな高いやつ（FUJIYAMA）に乗らされて、本当に死んじゃうと思った。昇っていく途中ずっと「お母さんに会いたい！ お母さんに会いたい！」っ思ってたし。今思い出しただけで泣きそう。

白石　お化け屋敷なんて1人で入ることになって。手術室に入るとき、目の前から音が聞こえるんですよ。カーテンをくぐると手術室なんですけど、その一歩がなかなか踏み出せなくて。怖くて足が動かなくて「こりゃダメだ」と思って、「すいません、もう行けません！」って土下座してリタイアしたんです。で、収録が終わってから、私の前にリタイアした生駒ちゃんと2人でベンチに座って、「怖いよね」「もう絶対行きたくないね」って誓い合いました。

生駒　あれをきっかけに、まいやん（白石）とは一気に仲良くなって。その意味では、うちにとっていい日だったけど、でも悪い日でもあった。そのくらいトラウマです。

松村沙友理　私、本当に料理が苦手で。あの放送のあとに、握手会でファンの方から「料理どうなん？」ってめっちゃ言われて、料理の本もいただいたんです。私は春巻きを作ったんですけど、いきなり料理初心者が揚げ物って危ないですよね（笑）。もちろん食べたことはあるから、「あんな感じやな」と思って作っていったら、自分の想像と全然違うものができあがって。でも、とりあえず揚げなあかんって思って揚げたら、揚げてる途中に爆発しそうになるし。本当に怖かったです（笑）。しかも、食べたら味がなくて。私の中では「なんでも揚げればおいしくなる」って思ってたけど、めっちゃ体に悪そうで。料理ができないのは本当に嫌なんで、ちゃんとできるようになりたいですね。でも、いくちゃん（生田絵梨花）の出汁巻タマゴよりはましだったと思いますけど（笑）。

斉藤優里　メンバーのお尻を触るの、そんなに変ですかね？ 私、学生の頃から友達とベタベタするのが好きなんですよ。一番仲が良いのがまいやん（白石麻衣）なんですけど、まいやんって肌が白くてもちもちしてそうなイメージがあるから、めっちゃ触りまくって。それがどんどんエスカレートして、お尻にたどり着いたら「これはヤバイ！」と。私、乃木坂46のメンバーはひととおり触ってるんですけど（笑）、まいやんだけはやわらかさとか、手の形にフィットする感じとかが素晴らしいんです！ 最初はさゆにゃん（井上小百合）も良かったんですけど、まいやんにたどり着いてからはまいやんひと筋。最近は二の腕も好きなんですけど、やっぱりお尻がナンバーワンですね（笑）。