コミックナタリー PowerPush - 映画「ミュータント・タートルズ」

キモすぎる亀がイケメンに見える魔法 4コマ付きで谷口菜津子が魅力を熱弁

マイケル・ベイ製作による3D実写映画「ミュータント・タートルズ」が大ヒットを記録。TVアニメが放映されお茶の間レベルの人気を誇った1990年代に続く、第2のタートルズブームが日本で起こりつつある。

コミックナタリーでは映画のBlu-ray化を記念して、フリーター女子がミュータント化して戦う異色作「ミュータントせつこ」の作者・谷口菜津子を召喚。「ミュータント・タートルズ」の魅力を語ってもらい、メンバー4匹を紹介する4コマも執筆してもらった。

取材・撮影/唐木元 文/淵上龍一

ミュータント・タートルズとは?

1984年にミラージュ・スタジオより出版された、アメコミを原作とするアクション作品。化学物質で人型に突然変異した4匹の亀がニューヨークの街で悪と戦うヒーローものだ。ニンジャの強さ、ティーンエイジャーの陽気さ、特徴的な決め台詞「カワバンガ(タートルズの口癖で「やったぜ!」「すごい!」「行くぞ!」といった意味)」など、唯一無二の魅力を打ち出したキャラクターは世界的な人気を誇る。

谷口菜津子が語る!4コマで紹介「ミュータント・タートルズ」

ラファエロ編

ラファエロ

暴れん坊の特攻隊長。ワイルドで短気だが、熱血漢で頼もしい。

不器用だけど家族思いのツンデレキャラで、擬人化したら多分1番のイケメン野郎。

ラファエロ編

ドナテロ編

ドナテロ

ITメカオタクの頭脳派。ハイテクに精通したデジタル発明家。

自分と同じインドア派と思っていたらアクションもイケるなんて……憧れの頭脳派戦士!

ドナテロ編

ミケランジェロ編

ミケランジェロ

お調子者のムードメーカー。マイペースで明るく、ピザが大好きな末っ子。

イケてる大学生みたいなノリは許せない! でも、居なくちゃ寂しい憎いやつ。

ミケランジェロ編

レオナルド編

レオナルド

タートルズのリーダー。冷静で真面目、正義感の強い長男的な存在。

個性的なメンバーの中で1番の常識人。苦労も多いと思うけどがんばってください。

レオナルド編
Blu-ray / DVD「ミュータント・タートルズ」2015年6月10日発売 / パラマウント・ジャパン
ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray+DVD] 5076円 / PPCB-136698 / Amazon.co.jp
3D&2Dブルーレイセット [3DBlu-ray+Blu-ray] 6156円 PPCB-136699 / Amazon.co.jp

「ミュータント・タートルズ」

悪の犯罪組織フット軍団が暗躍するニューヨーク。ある日、チャンネル6のレポーターとして野心的に特ダネを狙っているエイプリル(ミーガン・フォックス)は、何者かがフット軍団の犯罪を阻止している姿を目撃する。彼女の目に映ったのは、身長180センチでニンジャの技を炸裂させる4人のカメ=タートルズだった……! 彼らは地下の隠れ家で師匠のスプリンターから技を学び、ハイテンションでハイスペックなパワーを身につけていた。エイプリルは早速彼らの存在を報道しようとするが、上司のトンプソン(ウーピー・ゴールドバーグ)はまったく取り合わず、クビを言い渡されてしまう。

やがてタートルズの存在がフット軍団のリーダー、シュレッダーの耳に入り、フット軍団はタートルズの隠れ家を急襲。壮絶なバトルの末、レオナルド、ミケランジェロ、ドナテロの3人が敵に拉致されてしまう。フット軍団の目的は、タートルズのパワーの源を手に入れ、ニューヨークを壊滅させることだったのだ。そして明かされる、タートルズ誕生の真実。彼らはなぜ最強のパワーを身につけたのか? 幼い頃のエイプリルとの間に一体何があったのか? そして、世界も彼らも気づいてないその宿命とは……?

谷口菜津子(タニグチナツコ)

谷口菜津子1988年7月7日生まれ。神奈川県出身。「わたしは全然不幸じゃありませんからね!」がKADOKAWA、「さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間~」が竹書房から発売中。フリークスをモチーフにしたイラストを得意とする。アイドルグループ・でんぱ組.incによる3rdアルバム「WWDD」ではアートワークを担当しており、メンバーを大胆にモンスター化したイラストが話題になった。