「珠代とMINAMOの令和爆モテ男子教育計画」島田珠代&MINAMOインタビュー (2/2)

10年やっても絶対にマネできない

──珠代さん、進行役という立場については、いかがでしたか?

珠代 いや、もうアップアップするだろうなと思ったんですけど、私とMINAMOとニシダくんの三角形が非常に心地よかったです。本当に波長が合う。すごくスムーズに話が流れているかなと思います。ときどき噛みましたけど(笑)。本当にこのメンバーでよかったです。

──MINAMOさんは恋愛指南の先生の立場です。過去にこういった先生役をバラエティでされることはありましたか?

MINAMO 初めてですね。

──どういったことを参考に指導を行っているんでしょうか?

MINAMO 自分の経験もそうですし、自分が関わってきた人たちの話もあります。女は集まると男のことや下ネタとかをけっこう話すので、そこで聞いた話とか。あと、私のファンの女の子から聞く悩みとかもあったりして。そういうのを参考にして、相談にお答えいたしました。

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

──経験豊富であるというご自覚もあるでしょうか?

MINAMO あります(笑)。

珠代 いやー、意外とMINAMOは真面目で、そんなにはないと思います。お仕事はお仕事で、プライベートでは本当にいいお嬢さんだと思います。本当にピュアだと思います。この番組ではそれがだんだん見えてくる。MINAMOのピュアさというか、品があるというか。

MINAMO ピュアはうれしい(笑)。でも、下品なこともいっぱい言ったりしています。

珠代 すごくプロフェッショナルよね。お仕事のときはエロくなるし、プライベートではちゃんとした女性。

──珠代さんのギャグにMINAMOさんが挑戦している場面もありますね。

MINAMO それもやりましたので観てほしいです。

珠代 一緒にいろいろやっています。回を重ねるごとに楽しくなってるよね~。

MINAMO 今回、珠代さんの芸を生で見せていただいて、衝撃でした。面白かったのもあるし、本当に感動しちゃって。感慨深かったです。珠代さんの動きって、私があと10年やっても絶対にマネできない。それくらいすごかったです。

珠代 じゃあ盗んで、マネてちょうだい(笑)。

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

ニシダは大きい赤ちゃん

──生徒役のラランド・ニシダさんについては、どんな印象でしたか?

珠代 女性に対して根っから不器用な男の人で、すごくやりやすかったです。教えがいがある。ベストキャスティング! いろいろと授業をして、全部失敗(笑)。ひどいもんでした。「彼女がいる」と言うんですけど、フラれるんじゃないかという不安が持ち上がるくらいです。

MINAMO 憎めなさとかわいさがあるから、モテるんでしょうね。

──そんなニシダさんについて、それでも何か新しい発見やときめくところはありましたか?

珠代 ごめんなさい。私は1つもなかったです(笑)。言葉を失いました。

MINAMO “対・女性”の話なので、女と男として見たときは心配になるぐらいで「大丈夫かな?」という感じでした。でも一緒にお仕事した感じでは、ワードセンスがさすがだなあと思いました。

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

──珠代さんは収録中に「ニシダさんの声がいい」とおっしゃっていましたけれども。

珠代 声すらも汚く聞こえるようになってきました(笑)。あそこまで女性に対して不器用だと。ただの汗っかきな男みたいな(笑)。

MINAMO すごく汗をかいていて、大きい赤ちゃんに見えました(笑)。

珠代 ずっと小さい扇風機を持っていましたね。

──そんなニシダさんに本気で1つ、恋愛のアドバイスするとすれば?

珠代 ラブホテルを舞台にした回があるんですけど、そこでの女性への愛をささやく言葉が、ちょっとひどくて。もうね、全般的に「黙ってろ」って思いました(笑)。無口な男を演じたほうがいい。

MINAMO 無理にいろいろやってみても、ニシダさんのいいほうのキャラは崩れちゃうなと思いました。

人生を楽しくしたいあなたへ

──ここまでお話しいただいた以外に、番組の魅力や注目ポイントがあれば教えてください。

珠代 MINAMOはセクシー女優というお仕事をされているんですけど、MINAMOファンは絶対に見るべきです。あまりにも自分の代名詞と違う部分が出てしまっているので。

MINAMO 今まで見たことがないような私を絶対に観ていただけると思います。それはアピールポイントではあるかもしれないですね。

珠代 それでいて男気もある。MINAMOちゃんのギャップを観てほしいです。

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

左から島田珠代、MINAMO、ラランド・ニシダ

──最後にお一言ずつ、お笑いナタリー読者に向けてメッセージをお願いします。

珠代 今、日本は少子化という問題も抱えておりますが、世の草食男子、女性を見るとちょっとすぼんでしまう男子、この番組を観て、いっぱい恋愛して、いっぱい結婚して、人口を増やしていただければ。いっぱい恋して結婚してエッチなことをして、楽しい人生が送れると思います。人生を楽しくしたいあなたへ。本当にご覧になることをオススメいたします。

MINAMO この番組は本当に参考になるし、エロいし、面白いし。エロいと面白いが合わさるのは、私にとっては好きなカテゴリーです。「なんだ、エロか」と思った人にも絶対に観てほしいです。いろんな人に観てもらって、たくさん笑ってもらって、女子とちょっと前に進んでみようかな、と思ってもらって。いろんな人と恋愛して、結婚して、子供を産んで……。

珠代 私と一緒のことを言いなさんな(笑)。それと、MINAMOのきれいな胸の谷間をご覧になりたい方はぜひお願いいたします。

──珠代さん、こういったインタビューの最後をギャグで締めるようなことはありますか?

珠代 はい、あります! 「カッポレカッポレ」をやらせていただければ。

──お手数おかけします。

珠代 (立ち上がって)それではお笑いナタリーさんの繁栄を願って、ワン、ツー、ワンツースリーフォー。カッポレカッポレ、グラスを回せ~。マワシを締めろ~。キュキュキュのキュ。キュキュキュのキュ。食い込んで、イテテのテ。プライドなんか、ありませ~ん。

左からMINAMO、ラランド・ニシダ、島田珠代

左からMINAMO、ラランド・ニシダ、島田珠代

プロフィール

島田珠代(シマダタマヨ)

1970年5月10日生まれ。大阪府出身。1988年に吉本興業へ入社。以降、吉本新喜劇の中心的な女優として活躍する。アイドルグループ・吉本坂46のメンバーとしても活動。数々のギャグが持ち味で、近年は「相席食堂」(ABCテレビ)でも披露したギャグ「パンティーテックス」が有名となった。2024年に「悲しみは笑い飛ばせ! 島田珠代の幸福論」(KADOKAWA)を出版。

MINAMO(ミナモ)

京都府出身。2021年にSOFT ON DEMANDよりセクシー女優としてデビューした。「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日)、「ゴッドタン」(テレビ東京)など数々のバラエティ番組にも出演。