あら-1初代王者バターぬりえ、夢は辻武司と共演

先月8月、第1回「あらびき団 presents あら-1グランプリ2013 supported by ソフトバンクモバイル ～売れずに終わってもつかみたい称号がある!?～」にて、芸歴1年目のバターぬりえが優勝。まだ謎の多い彼女の経歴について本人に取材した。

同大会はライト東野こと東野幸治とレフト藤井こと藤井隆が出演するバラエティ番組「ナマイキ！あらびき団」による、とにかく芸の粗い“真のあらびき芸人”ナンバーワンを決める賞レース。ぬりえは、エントリー総数984組の中から、敗者復活戦を勝ち抜き見事優勝を果たした。

現在23歳の彼女は、近畿大学文芸学部芸術学科卒業後、両親の勧めでNSC大阪校に入学。当時東京の一人暮らしに嫌気がさしていたため、「暇してるんならなんかやり、ふざけるん好きなんやったら吉本入らしてもらい、年いってから始めてもイタいだけやで。今しかないで！」という母親の言葉に背中を押された。今年2013年3月にNSCを卒業後は、大阪・5upよしもとのライブ「煌～kirameki～Audition」や「煌～kirameki～lesson」などに出演。緊張しやすい性格のため、セリフをあまり覚えなくてよいネタを考え、流行を取り入れようと、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」と合わせて生まれたのが「あら-1」の優勝ネタだ。

今後は、「熱狂的なファンを増やす」という目標のもと、「ネタやキャラをたくさん作っていろんな方とコントや漫才もしたい」「演技も好きなのでいつかは女優もしたい」と語るぬりえ。一番共演したい芸人は、「ダウンタウンのごっつええ感じ」で東野が演じていたキャラ・辻武司で、「辻武司さんに一緒に遊んでもらいたい」という夢を持っていた。

明日9月19日（木）は、5upよしもとにて行われる「R-1ぐらんぷりへの道」に出演。同ライブには、「R-1ぐらんぷり2013」王者の三浦マイルドをはじめ、ザ・プラン9・ヤナギブソン、ヒューマン中村、バイク川崎バイクら人気のピン芸人が多数出演している。「あら-1」初代チャンピオンの彼女が今後どのような成長を遂げるのか。第2回「あら-1グランプリ」開催とともに期待しよう。

バターぬりえコメント

（Twitterのプロフィールに記載されている）鼻毛大学はまったく関係ないのですが、私は大学のとき絵を専攻していたので、今でも趣味で絵を描いています。絵のキャラクターのぬいぐるみも作って前は売ってました。暇があれば映画鑑賞したり、ハイファッション雑誌を見るのが好きな23歳のおねえちゃんです。これからもっともっとふざけ倒し殴りかかり食いちらかして頑張りますので、気軽に仲良くしてください。ぬりえちゃんをよろしくお願いいたします。

ライト東野様へ
このたびは私なんかのど新米に優勝をいただき、本当にありがとうございました！ 辻武司さんが大好きです。あの辻武司についていきたいです!! これから頑張りますので、よろしくお願いします！

レフト藤井様へ
このたびは私なんかのど新米に優勝をいただき、本当にありがとうございました！ 小学生のとき新喜劇で一番憧れていました！ ナンダカンダ、めちゃめちゃ歌ってました！ これから頑張りますので、よろしくお願いします！

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。