今月9月22日(日)、東京・浅草花月にて「
実に15年ぶりとなる単独ライブで2人が披露するのは90分漫才。「今までと違った漫才もやります。僕ら漫才コントもやったことがないので」「若干43歳にして初(笑)」と新たな挑戦に気合の入った様子だが、「15年前2時間ノンストップで漫才やったときは28歳。30代はパカッと空いてしまっているので今回90分に」と、不安ものぞかせていた。
ネタを担当している前田は、芸人界きってのオタクだけにアニメだけのファンも多いが「単語としてはちょこちょこ入ってきますが、極力アニメネタはなしです。違うものを見せたい」と、本業・漫才師の姿は健在。「アニメのほうのファンの方は僕が漫才やってるの見たことないでしょうし、新井のことをCGか3Dやと思ってるんで(笑)」と言うと、新井も「動いてる僕を観に来て」と、アニメファンにアピールした。
さらに“劇場番長”として腕を鳴らす2人は、数々のイベントMCや営業などで活躍。お笑いファンに最も知られている舞台は、「M-1グランプリ」予選・敗者復活の司会だ。大会スタート時には結成10年を超えてしまい出られず、後輩芸人たちの背中を押してきた2人。司会として日本で一番多くの漫才を見てきた彼らが、いよいよ主役の姿を見せることに。M-1ファンの中には、はりけ~んずの司会を楽しみにしていた人たちもおり、「敗者復活で一緒に寒空の中会場に残ってたようなお笑いドスケベの方々にもぜひ観に来てほしい」と語った。
また「M-1」の司会がきっかけで務めている犬の大会「芸ーわん!グランプリ」の司会としてもおなじみに。「すでにチケットを買ってくださってる犬関係のお客さんもいて。本当にありがたいです。犬のネタは書きました」とサービス。「お笑いのお客さんとアニメのお客さんと犬のお客さん来ますからね。昔とはえらい客層が変化しました」と苦笑していた。
これから3週間漫才の練習を続けるということだが、前田からは「90分の間に、若いときのトップのスピードに持っていきます」と頼もしい言葉が。「ギアをバンって入れるところは入れて、あとはどこまで上げられるか。わからないですけど(笑)」と、はりけ~んずのしゃべくり漫才健在ぶりを見せてくれそうだ。しかし、一方で新井から、「立ってられるかどうか……」という心配な言葉も。「場所も浅草ですからね。着いた時点で疲れてるかも」と年齢には抗えない様子で、前田も「僕はガラスの胃ですからね。年に2回胃潰瘍になったことがありますから」と、しゃべくり漫才の前に体調管理が急務となった。
「ぽっかり空いた30代を90分の中に入れて、そこでスピード落ちてないところを、むしろ上がってるところをみせたいなと」(前田)、「40歳を超えた2人が90分立てるのかどうか、ぜひ目撃にしにきてください」(新井)と最後にメッセージを送った2人。チケットは現在チケットぴあ発売中となっているので、漫才師・はりけ~んずの姿を90分ぜひお見逃しなく。
はりけ~んず単独ライブ「再燃~15年ぶりの単独~」
日時:2013年9月22日(日) 17:45開場 18:00開演
会場:東京・浅草花月
料金:前売2500円 当日3000円
チケット:チケットぴあ Pコード597-722
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