ザブ松尾全力のカッチカチ、まさにエンタメなワタナベSP

昨日8月18日に東京・原宿クエストホールにて、「ワタナベエンターテインメント LIVE SPECIAL 2013」東京公演1部「かけ上がれ！笑いの夏」が開催された。

11日に九州公演「博多夏の陣～博多VS東京～」と「BLUE RIVERハライチトークバトル～ちっちゃい先輩とでっかい後輩～」を大盛況で終えたWELSP。東京の第1部では、101組の芸人の中から選ばれた実力派13組と、Facebookのファン投票で選ばれた2組の計15組がネタを披露した。その前に前説としてなんとアンガールズが登場。かとおもいきや、山根の隣にはデルピエロの山口。慌てて出てきた本物の田中は「軽々しく山根に話しかけるな」「お前はお前の山根を見つけよろ」と激しく嫉妬し、山根の取り合いに。田中と田中が気持ち悪くののしり合う姿に会場は冒頭から大爆笑の渦。最後はしっかり山根と3人でオチをつけてライブがスタートした。

総合MCはロッチが担当。ワタナベエンターテインメント所属芸人101組を代表する夏の一大イベントということで、1組1組丁寧に紹介していった。最初に登場したのは2011年に6人組となった超新塾。これまでバトルライブで5カ月連続トップだったBLUE RIVERを抜いたという、テンポ感抜群のネタでしっかり観客を笑わせた。ファン投票で勝ち上がったのはクマムシとキサラギ。クマムシは見た目からは想像できない可愛らしい胸キュンソングを漫才で披露、キサラギは威勢のいいコントでしっかりとその腕を見せつけた。

さらにたっぷり１5組のネタの後に、「ハモネプ★スターリーグ」（フジテレビ系）で大活躍したワタナベエンタ芸人アカペラグループ・ガッツ＆スター（シャカ大熊、ZEN・タイガー、フォーリンラブ・ハジメ、100W・市川、ケチン・ダ・コチン、ツートンカラー上田）が登場。「夏の思い出」というテーマでアカペラコントミュージカルを繰り広げた。エンディングはアピール大会となり、まずはあばれる君がラップの腕前を見せたところ、クマムシ佐藤が自ら名乗り出てラップバトルに。ディスり合いが始まったかと思いきや、なぜか互いに自己紹介ラップに落ち着き手を組んでみせた。最後に前に出てきたザブングル加藤は「全然アピールになってない」とこれまで出てきた芸人たちにダメ出し。何を見せてくれるのかと思いきや「改めまして全力のカッチカチを……」と言いだし、周囲から全力で留められてしまった。そこで「じゃあ形を変えて松尾の全力のカッチカチを」と言うと、こちらに拍手喝采。必死に拒む松尾だったが、覚悟を決めて、全力の「カッチカチやぞ!! ゾックゾクするやろ!!」とやりきってみせた。

ワタナベエンタテインメント期待の若手が続々登場するライブ「NEW COMER Jr」「NEW COMER」は、東京・表参道GROUNDにて随時開催。実力派芸人たちがしのぎを削る月1回のバトルライブ、ベストライブは毎月第2日曜日で次回は10月13日（日）となっている。詳しくはワタナベエンターテインメントオフィシャルサイトにて。