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雷雨にバカヤロー!マセキ笑フェス雨雲吹っ飛ばす40組競演

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昨日8月6日、東京・上野恩賜公園水上音楽堂にてマセキ芸能社のお笑いライブ「真夏の笑フェス2013」が開催された。

時々小雨が降ったり雷が鳴るなど不安定だった天気はなんとか持ちこたえ、開演前の前座ライブがスタート。事務所ライブ「ジャンピングイエロー」「フライングピンク」で腕を磨いているマセキユース14組が続々とネタを披露した。ネタ後はMCの与座よしあきが「こんなにいたら誰か何かやりたい人いるでしょ!」と提案して一発ギャグ大会に。所属して間もないスーパーニュウニュウ、しゃもじら含めほぼ全組にギャグをやらせた与座だったが、自身も「HondaのロボットASIMO」のモノマネを若手に負けじと率先してパフォーマンスし、早くから集まった観客を楽しませた。

本編のMCはツィンテルジグザグジギーが担当。当初の予定ではニッチェが1組でMCを務めることになっていたことを明かし、「事務所的にはニッチェ1組の戦闘力に僕ら2組じゃないと……って思われてる」と裏事情を話して笑わせる。また、天候を心配しながら「カトゥーさんのときに降るのが一番いいですよね」「1丁目2丁目、ゴロゴロゴロってね(笑)」と先輩を引き合いに出して笑いを誘った。

本編トップバッターを務めたのはアントキの猪木。登場曲が鳴り止むと同時に土砂降りの雨音が響き渡り、あまりのタイミングのよさに会場からは拍手が巻き起こる。どよめきと笑いの中、アントキの猪木の天気に対する「バカヤロー!」という叫びが水上音楽堂にこだました。続くドリーマーズアンガールズあばれる君らゲスト出演者も雨音に負けないよう全力のネタで会場を沸かせる。スピードワゴンが登場し「井戸田さーん! 甘~い!」と客席から次々と声が上がるのを、「それ言うのは俺の仕事!」とさばいてく井戸田。夏にふさわしく稲川淳二も絡めた見事な掛け合いで魅了した。

“おじさん”に仕掛けたイタズラの数々をニヤけながら“おじさん”の張本人である相方に報告するという漫才で笑わせたのは「THE MANZAI 2012」覇者のハマカーン。続く勝又は野球の練習を題材にしたコントを展開し、素振りがスリリングであればあるほど笑いが起こった。キングオブコメディは銀行強盗ネタで会場を笑いの渦に。休憩前には、ジグザグとネタを終えたばかりでウエディング衣装のままのツィンテルが再びMCとして登場。ジグザグ宮澤は地元近くとあって両親が観に来ていることを明かし、会場の空気を和ませた。

“後半の前説芸人”として紹介されたお待ちかねのカトゥー。雨はすっかり止んでいる中ではあったが、おなじみのオネエキャラで自虐ネタを連発。「1丁目2丁目~」と一緒にやってくれない観客には「おげんこ~!」をお見舞いしていた。言い回しの妙で魅せたかもめんたる、サッカー選手の本田圭佑のモノマネからアメリカンなネタへと振り幅を効かせたじゅんいちダビットソン、人気曲「もしかしてだけど」を熱唱して会場を1つにしたどぶろっくにも大きな拍手が送られる。終盤はアンドーひであきのアンドロイドネタ、タイムマシーン3号のデブ替え歌、ニッチェによるお年頃な女の子のパワフルコントと立て続けに濃厚なネタが繰り広げられた。

ラスト3組はトータルテンボスバイきんぐナイツと続き、実力派によるステージで会場も大満足の様子。すべてのネタが終わると客席からは大喝采が送られた。エンディングではゲストとマセキ芸人との絡みも。ネタでは一切しゃべらないアンドーにナイツ塙が「パペットマペットの中身」だと冗談を言ったり、女の子口調で話すかもめんたる槙尾にカトゥーが鋭い視線を送って対抗心をむき出しにするなど、最後まで賑やかな雰囲気で子供からお年寄りまでを楽しませ、約4時間におよぶお笑いの祭典は大盛況のうちに幕を閉じた。

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