あまちゃん越中説も、プチ鹿島節ニッポン放送で炸裂

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昨日7月23日、ニッポン放送にて、「プチ鹿島のナイタースペシャル!!」が生放送された。

ニッポン放送で「プチ鹿島のナイタースペシャル!!」のパーソナリティを務めたプチ鹿島と、増田みのりアナウンサー。

ニッポン放送で「プチ鹿島のナイタースペシャル!!」のパーソナリティを務めたプチ鹿島と、増田みのりアナウンサー。

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「プチブレイク中のプチ鹿島です。やっとたどりつきましたよ」と開口一番、ニッポン放送のパーソナリティになれたことに大喜びのプチ鹿島。しかしこの日は関東地方が豪雨に見舞われていたため、さっそく速報へ。東急東横線がストップするなどの事態も起きており、いたたまれなくなったプチ鹿島は「息苦しいスタートになってしまいました……」とポツリ。この速報は番組中もう1度あり、渋谷駅からの中継も。その際にもプチ鹿島は「大変な日に……なんで僕ここにいるんでしょう」と申し訳なさそうにしていた。

気を取り直して、“時事芸人”として名をはせているプチ鹿島はこの日、話題のキーワードについて次々自論を展開。プチ鹿島が“おやじジャーナル”と呼ぶ、ネットニュースとは違う旧来からのメディアには、「大半のニュースはおやじが発信しておやじが受信している」と、その例をいくつも紹介していった。この日は増田みのりアナウンサーがパートナーを務めており、「石原伸晃の異名“平成の明智光秀”が全然届いてない」という話に、「確かに」と納得。またAKB48の選抜総選挙をめぐる各紙の報道に対してその矛盾や行き過ぎた内容にツッコミながら笑いを巻き起こしてた。

21日の「第23回参議院選挙」については、ネット選挙に注目し、安倍晋三、橋下徹それぞれのネット戦術を検証。さらに、小泉進次郎がネットを駆使せず地方遊説に回ったことに触れ「本当は怖い小泉進次郎説」を展開した。そして、高視聴率で話題にもなった池上彰の「TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京)が、同じく小泉を追いかけていたことにプチ鹿島は大喜び。池上が「ダジャレ」「方言」「ご当地ネタ」「地方重視」「自民党批判」と小泉の演説を分析したことを絶賛。これに「どこかで聞いたパターンだと思ったら、林家こん平師匠と同じ」と、さらに自論をかぶせ、「自民党批判は山田隆夫と一緒。罵声を浴びせて笑いをとったり。でも気を付けないと山田くんみたいに座布団を全部持っていかれてしまう」という独特の例えに増田も思わず笑ってしまっていた。

そしてプチ鹿島自身「四半世紀ぶりに朝ドラにハマってしまっている」という「あまちゃん」も経済に例えて熱弁。「アベノミクスはよくわからないけど、アマチャノミクスはあると思う」とし、「暇な芸人たちが朝早起きしてみてるんですよ。昼も見れるし録画もしているのに。これはまさに日本を元気にしてる」と訴えた。さらに、プチ鹿島は「KAMINOGE 18」でも語った「あまちゃん越中詩郎論」に言及。越中の半生と、主人公のアキが今まさにたどっているドラマを重ねあわせ、最後に「大事なのは、越中もあまちゃんも法被を着て鉢巻をしている」と交通情報直前に言葉を滑り込ませた。

話はスポーツにもおよび、投手と打者の二刀流選手として話題の北海道日本ハムファイターズ大谷翔平の話に。「バッターとしての大谷が見たいと思っていたけど、あまちゃんきっかけで変わった」というプチ鹿島。その理由は「二刀流は今しかできない。2013年に生でそれを目撃できる権利がある。僕にとって大谷はあまちゃん。海女さんはこの先もできるけど、アイドルは今しかできない」と語った。さらに「この自分の理論に感動した」と、その後Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島まで足を運んだエピソードも。昔から甲子園球場も好きというプチ鹿島は屋根のない球場での野球観戦を「日本の祭り」とオススメ。「ビール飲んでボーっとして夕焼け見るのもいい」と、野球の楽しみ方を伝授した。野球の話から“ジャイアンツ愛”で知られる原辰徳監督の“愛”について、彼が抱いていた違和感が、赤坂英一の著書「ジャイアンツ愛 原辰徳の光と闇」により、「自分の記憶と全部つじつまが合う」と解決。原スマイルの理由を解き明かした。それに対して、阪神の歴代監督たちの「松田聖子が好きすぎて」「オカマと……」などのスキャンダルも例に挙げ「面白すぎる」とこちらも絶賛。「それがチームカラー」とまとめあげた。

エンディングが近づくと、プチ鹿島は昨年2012年同局で行われた公開オーディションに、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの東京ポッド許可局が落ちたことを回顧。「ただそこから、マキタスポーツはブルーリボン賞、サンキュータツオは天声人語に取り上げられて。1年前のあれがいい経験になった」と語った。その後寄せられたメールの質問には駆け足で回答。語りきれなかった「ビッグダディ」については、「身長が158cmで、チビ界が騒然とした」と水道橋博士とのエピソードを明かしたりと、「やりたいことまだ1/8」と名残惜しそうな様子だった。今後のプチ鹿島の活動はブログ、Twitterなどで確認を。

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