逆三角形ボディ芸人筋肉バトル、小島よしおの新ギャグ誕生

本日7月10日、映画「サイレントヒル：リべレーション3D」の公開記念イベント「我こそが芸能界の“（逆）三角形の頂点”だ！」が東京・ゴールドジム原宿東京店にて開催され、ペナルティ・ワッキー、なかやまきんに君、小島よしおが登場した。

累計840万本を売り上げた大ヒットゲームを完全映画化した本作。本イベントは、原作ゲームでも一番人気を誇る筋肉隆々のキャラクターであるレッド・ピラミッド（通称・三角様）と、「サイレントヒル」というタイトルが“静かな岡”から「静岡」と呼ばれていることに関連づけて、7月12日（金）の同映画公開と静岡県にまたがる富士山の世界遺産登録を記念して行われた。逆三角形の肉体を持つ3人の芸人たちは、ベンチプレス、腕立て伏せ、だるま落としで勝負。それぞれの競技で1位は5ポイント、2位は3ポイント、3位は1ポイントと得点をつけていき、合計点の高いものが勝者となる。

頭に三角コーンを被り、スタッフに手をひかれながら登場した3人。あらわになっている上半身だけでは誰だかわからず、司会に自己紹介を促されたが、1人が「ピ～ヤ」と持ちギャグを披露してしまいあっという間に小島だとわかってしまった。最初の挑戦はベンチプレス。30秒で何回持ち上げられるかを競った。「左右のバランス悪いぞ！」と指摘されたワッキーや、「胸まで降ろさなきゃダメ！」と注意された小島にひきかえ、きんに君はものすごいハイペースでバーを上げ下げ。ワッキーが21回、小島が26回、きんに君が41回と圧勝した。

続く腕立て伏せでもきんに君が勝利。3人は休憩中も用意されたイスには座らず、空気椅子をしてみたり、腹筋をしたりと筋肉アピールを怠らなかった。最後はだるま落としを実施。そこではきんに君がハンマーを構えていざ振り抜こうというときに、ワッキーが「筋肉留学」などとささやいて、ギャグの誘い水。きんに君の筋肉はいちいちそれに反応してしまい、「筋肉留学！」「パワー！」と応えて競技に集中できていない様子だった。さらにこの流れを受けて、ワッキーは小島にも「稲毛高校（小島の出身校）」とつぶやいてみる。すると小島は「稲毛高校！」と探り探りながらもきんに君風のポーズを決めて、「いや、それ知らないです！」とワッキーの無謀なフリを制した。しかし意外にも会場の反応がよく、味を占めたワッキーはさらに「津田沼駅」とささやき、小島は「津田沼駅！ 快速で稲毛駅の隣」と必死に対応していた。

だるま落としの成功数はワッキー1回、きんに君1回、ギャグの対応に追われた小島は0回という結果に。総合優勝となったきんに君には、三角様の被り物と武器が与えられた。イベント後には「今年一番いい仕事だった」（ワッキー）、「トレーニングも兼ねたいい仕事」（きんに君）と話す中、小島だけは「ストーリーが奥深くていい映画。ゲームをやったことがなくても、ぐぐっと入っていける」としっかりと映画をPR。「よしおがちゃんとやるべきことやってる……」と感心するワッキーに、小島は「先輩2人が全然カンペ見ないから！」と嘆いた。改めて3人は映画の3D映像の美しさやリアリティを本作の魅力の1つだと語ったほか、きんに君は「普通の人は注目しないかもしれないけど」と前置きして、主人公の女の子・ヘザーが片手で拳銃を撃つシーンを挙げる。「拳銃を撃つときの衝撃に耐えられるなんて、ここだけの話、彼女のインナーマッスルすごいですよ」と独自の視点で見どころを説明した。

小島のコメント中には、ワッキーはどうしても「稲毛高校」と言いたげ。「よしおが5秒以上喋ると言いたくなっちゃう」と新ギャグ誕生を本人よりも喜んでいる様子だった。3人はこれを機に「サイレントヒルズ」というトリオでの活動も期待。「何やってもサイレントでいいんですから」と自らハードルを下げ、会場の笑いを誘った。

本作は、幼い頃の記憶がないヘザーが、不可解な失踪を遂げた父を探すためにサイレントヒルへ足を踏み入れ呪われた真実を究明していくホラーアドベンチャー。7月12日（金）よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国ロードショーされる。