劇団ひとり「バカになった」映画「キス我慢」撮影を回想

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深夜バラエティ番組「ゴッドタン」(テレビ東京)発の映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」が、本日6月28日(金)に全国公開。お笑いナタリーでは先日、主演の劇団ひとりに話を聞いた。

「映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」主演の劇団ひとり。(スタイリスト:星野和美、ブランド:Alessandro Gherardeschi / RATTAN7)

「映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」主演の劇団ひとり。(スタイリスト:星野和美、ブランド:Alessandro Gherardeschi / RATTAN7)

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ひとり演じる“砂漠の死神”こと省吾が、悪の組織・赤い闇に立ち向かうさまを描いた本作。ひとりは、あらゆる手段でキスを迫ってくる美女たちの誘惑に耐える「キス我慢」に挑戦しながら、全編アドリブで撮影に挑んでいる。

これまで番組で数々の「キス我慢」に臨んできたが、映画版ではさらに輪をかけて膨大なボリュームのアドリブ芝居を要求されることに。そのセリフがどこから生まれるのか、ルーツを尋ねると「子供の頃から海外ドラマや映画を数百、数千は見ているので、蓄積されてるんだろうなと。頭の中で綺麗に整頓されてるわけではないけど、その場その場で引き出しをやたらめったら開けて、引っ張り出している」と自己分析する。「セリフを言った後で、はっきりと『あの映画に影響されたのかな?』と感じた」というシーンもあるそう。とあるトラップを回避するシーンでは、いくつかの米アクション映画の記憶に助けられたことを具体的に明かした。

お気に入りのシーンを聞くと、信太郎(岩井秀人)とのワンシーンを挙げて「後で見ても、我ながらよくアドリブでこれができたな、と思った」と胸を張り「主人公になりきった。入り込めば入り込むほど気持ちいい世界。バカになってやってます」と主演としての矜持を覗かせる。とはいえ、撮影スタート早々に挑んだアクションシーンでは共演者との意思疎通ができていないため、勝負の駆け引きに苦戦。「話の流れがわからないんですよ(笑)。全力でやったので、芝居ができないくらい息が上がっちゃった。クタクタになったのは覚えてます」と苦笑した。

番組ファンはもちろん、本作を「できれば映画好きの人に観てもらいたい」というひとり。「主演がアドリブだとか、ウォッチングルームがあるとか、実験的な部分もある。さらに『映画あるある』じゃないけど、映画によくあるよね、という遊びもふんだんに取り入れているので、ぜひ楽しんで観てもらえれば」と語った。

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