ナイツ、LLRが応援、U-20「ワラチャン！」東京大会

昨日5月3日、東京・新宿シアターモリエールにて、日本テレビ開局60年記念番組「日本一テレビ・ワラチャン！～U-20お笑い日本一決定戦～」の東京大会が開催された。

全国から1200を超えるエントリーが寄せられた、20歳以下のお笑い日本一を決める大会「ワラチャン！」。2次予選は5月まで全国で行われ、1次のビデオ審査を通過したチームが観客の前でネタを披露し、8月に東京・大阪で開催される準決勝を狙う。

東京大会の1日目はLLRがMCを担当。応援芸人としてナイツ、応援サポーターとしてNMB48の木下春奈が登場した。LLRは「僕らがお笑い始めたのは20歳過ぎてからですから」とこれから出場する20歳以下の出場者たちに感嘆。「医者って10年経ったらミスは減りますけど、芸人は10年経ってもスベりますからね」と笑いを誘い会場を温めた。また、ナイツ塙は冒頭からU-20がピンとこないようなブラックジョークを連発。会場は爆笑だったが、何度も相方の土屋からツッコまれる場面も。その土屋は「お笑いはほとんど知らなかった。29歳まで公認会計士を目指していた」というと大きな驚きの声が上がっていた。

出場者は全部で20組。最年少は姉妹で漫才を披露した凸凹姉妹の妹で4歳だ。すでに大学サークルで腕を磨いている舞台慣れした人や、初めての舞台に緊張する人など、特徴もさまざまで、会場は終始温かい笑いに包まれていた。審査結果を待つ間、塙は子供の出演者たちに「あれはたまんない」とメロメロ。一方学生芸人たちには厳しいダメ出しをし始め、LLRが慌ててフォローすることに。土屋も「塙さんにあんまり聞かないでください」と止めに入るなど、最後まで会場を笑わせていた。

準決勝に進んだのは、桃太郎をモチーフにテンポが速く、最後まで個性的な漫才を展開した大学生コンビのオッパショ石。「渡辺直美さんが西野カナさんを歌ったら」などの西野カナシリーズ、変顔ベスト5など、プロ顔負けのネタと、小学生らしいネタで観客の心も奪った9歳の女の子・Yume。「R-1ぐらんぷり2013」で準決勝まで進み現在サンミュージックに所属するたかまつななの3組だった。

次回の2次予選は、本日4日（土・祝）14時から同会場にて。司会はジューシーズが担当する。観覧は無料。詳しくはワラチャン！オフィシャルサイトで確認を。なお、全予選の模様は6月22日（土）13時30分から「日本一テレビ」にて放送予定となっている。