「200年、300年の世襲制に」銀シャリが新あほすきレギュラー

昨日3月28日、大阪・NHK大阪にて、新番組「週末応援ナビ☆あほやねん！すきやねん！」の記者会見が行われ、新レギュラーの銀シャリが出席した。

2008年にスタートし、大阪の平日夕方を賑わせてきた「あほやねん！すきやねん！」がこの春からリニューアル。土曜の午前中、115分の公開生放送となる。これまで若者向け番組ということで親しまれてきたが、今後は若い人たちに加え、その親世代の人たちも一緒に楽しめるような青春情報バラエティを目指す。

レギュラー出演者は銀シャリのほか、川中美幸、鎌苅健太、半田あかり、金内柊真（関西ジャニーズjr.）ら。会見では、鰻が「本当に『あほやねん！すきやねん！』にレギュラーが決まったということを聞いて、すごく嬉しく思っております。長寿番組にしたいなと考えておりまして……」と、喜びの余り大きく出て、相方の橋本から「お前にその権限はないやろ！」とツッコミが。諦めない鰻は「誰にあるんですか？」と尋ね、「200年、300年続けられるような、ね。まだ200年、300年続いている番組というのはないですよね？ 同じメンバーでいきたいところなんですけど、そういうわけにはいかないので、できれば世襲制みたいな感じで、200年、300年続けたいなと思っております」と、NHK史上類を見ない壮大な構想をぶちあげた。

これには橋本も「ただただ“あほやねん”なだけですね。“すきやねん”がないです」と、うまいこと言いながら呆れ顔。その橋本は「本当にすごいことだと思うんです、僕。いつも『あほすき』を見てましたけど、まさかMCに決まるとは。しかも、鎌刈くんは僕が中学高校と同じ学校の先輩ということで。そして川中さんとはね、華のなさが僕らはちょっとヤバい」と喜びつつも恐縮。しかし、「賞レースでファイナリストになるたびにオカンに報告するんですが、リアクションが薄いんですよ。で、今回この話が決まって川中美幸さんもご一緒だということで、一番オカンのテンションが上がりまして。オカンは川中さんのコンサートに行ってまして、大ファン。しかも番組スタートがオカンの誕生日なんですよね。これはすごいことだなと思いまして。すごいご縁。僕らの家族にも一番親孝行になる番組になると思いますんで、にぎやかに楽しく。本当に初めて会った感じがしないメンバーですので、楽しくやれればいいなと思います。よろしくお願いします」と語った。

MC初挑戦の川中は「ついこの間、銀シャリと鎌刈さんとポスター撮りをしましたが、お会いした瞬間から、ひょっとしたら前世は親子だったんじゃないかと思うくらい、意気投合しました。すごく、ワクワクしたのをついこの間ように思い出します」と楽しみな様子。「できれば温かい雰囲気で、だぶん私、笑ってばっかりで終わると思うですが……なんせ、私は、ゲラなんで（笑）。若い世代の人たちにも、川中美幸の人となりを知ってもらって、『こんなお母さんがおったらええな～』と思っていただいて親しみを感じてもらえたらと思います」と意気込みを見せた。

番組は銀シャリの母の誕生日4月6日から。毎週土曜日10時5分より放送。バラティ豊かなメンバーで送る新たなあほすきをお楽しみに。