しずる池田「いいから来い」沖縄国際映画祭をアピール

本日2月19日、吉本興業東京本部にて、「第5回沖縄国際映画祭」プログラム発表会が行われ、ガレッジセール、パンクブーブー、平成ノブシコブシ、しずるが登場した。

まずは、「Pachinko Movie Award 2013」で司会を務める平成ノブシコブシが、映画「デスマッチ」主演の武田幸三、映画「げいにん！ THE MOVIE」主演のNMB48・山本彩、渡辺美優紀とともに登壇。藤井隆による司会進行のもと、来場者に「デスマッチ」の迫力を感じ取ってもらうために、元キックボクサーの武田がノブコブ吉村の体で見せる流れになった。

焦る吉村をよそに、武田は靴を脱ぎながら「ほんとはやりたくないんですよね」と渋々。山本と渡辺が喜んでいると、吉村が「やればいいじゃないか」と詰め寄るも、「見て感じたいんです」とあっさり返されてしまった。「私これだけの仕事で来たんですかね……」と落ち込む吉村に、相方の徳井は「100パー！ 100パー！」と武田に全力を指示。吉村が「幸三さんっ!!」と必死で叫ぶも、武田は真剣な表情で「映画の成功を祈って。うりゃー！」と吉村の尻に渾身のキックをお見舞いした。

続いて、沖縄国際映画祭の顔とも言えるガレッジセールが登壇。今回ゴリは、6作目となる監督作品「税金サイボーグ・イトマン」を制作。「糸満市の素晴らしいところはたくさんあるんですが、イトマンという名前を覚えてもらうことが大事かなと思って、ヒーローとかけました。税金泥棒じゃないかと疑われたイトマンが糸満にいづらくなり、そこからいろんな騒動が起こるというコメディです」と映画について説明した。

川田からは「今年はお客さんと一緒にステージにあがって盛り上がるイベントを予定しています。先日沖縄で、映画祭までのカウントダウンイベントをやりました。沖縄の方々は早く始まらないかなと楽しみにしてます」とメッセージ。そして宮川大助・花子の弟子である、宮川たま子が今回の宣伝隊長を務めるということで、元気いっぱいに挨拶をした。

毎年映画上映のほかさまざまなイベントが行われるビーチステージのアピールには、パンクブーブーとしずるが登壇。パンク黒瀬の「めんそーれー!!」という大きな声の挨拶とともに、全員元気に登場するも、藤井は彼らを無視して、ゲストの秋元梢のほうへ。となりのしずる池田の前に立ち、秋元と沖縄トークを弾ませるも、パンクとしずるは諦めずに会話に食い込もうとしていた。

改めて意気込みを聞かれたしずる村上は「メインステージですからね。映画を観てもらうためにも、僕らのコントで会場を盛り上げたいと思います」とコメント。池田は「ある人は言いました、『こんな挑戦無謀だろ』。ある人は言いました、『沖縄で映画祭なんて無謀だろ』。俺はそいつらに言ってやりました。『いいから来い』以上です」と、斬新なPRをするも一瞬の静寂を呼ぶに留まった。

続く黒瀬は「風に負けないように頑張りたいと思います」と意気込み。佐藤は「ビーチステージは実は漫才師としてはやりにくいんです。風は強い、急に雨が降る、お客さんが傘をさしてる。でも沖縄のお客さんはおおらかで盛り上がるんです。そのおおらかさが大好き」とアピールした。

映画祭では、コンペティションLaugh部門に、ドランクドラゴン塚地主演、麒麟・川島、ブラックマヨネーズ吉田ら出演の映画「げんげ」、椿鬼奴主演、ロバート秋山出演の「ビッチ」が出品。地域発信型映画では、とろサーモン主演の宮崎県門川町映画「ウミスズめし」、坂田利夫主演の岡山県新見市映画「新見的おとぎばなし」などが上映される。

好評の「JIMOT CM COMPETITION」、芸人と一緒に映画を楽しむ「桜坂映画大学」、芸人監督短編映画「SoftBank presents お笑いLIFE ショートフィルム上映会」、そして芸人たちのネタステージももちろん開催。そのほか新たな試みもたくさん用意されているので、ぜひオフィシャルサイトでチェックしてみよう。