「これが売れたら事件」ゴエがRGあるあるDVDに実況解説

昨日1月11日、ザ・プラン9の浅越ゴエが、3月6日に発売されるレイザーラモンRGのDVD「GREATEST HITS＜グレイテスト・ヒッツ＞」実況解説副音声の収録を都内で行った。

同DVDには、X JAPAN「WEEK END」にのせた「パンダあるある」、ZIGGY「GLORIA」にのせた「網戸あるある」など、コアな人気を誇るあるあるソングを収録。さらに、小林克也によるDJ、「RG VS ハブ ジャッジ熊谷」のPV、椿鬼奴らとのバービーボーイズPVなども。また、ライブで観客100人以上が撮影した動画を組み合わせた映像など、これまでRGがあるあるライブやバスツアーで重視してきた一体感を重視した企画も取り入れられている。

ゴエはそのRGとこれまでにコラボライブ「RGがあるあるを歌いつづけ、それを浅越ゴエが実況解説する会」を開催。祇園花月では毎回完売の人気公演で、独特のあるあるワールドに観客の心の声とも言える絶妙なツッコミを繰り出し拍手喝采を浴びている。この日大阪からこの仕事のためだけに来たゴエ。オープニングからエンディングまで、いつものライブ同様、初見で実況に挑んだ。

オープニングから「さあこのオープニングはなんでしょうか!?」と意外な反応を見せたゴエは、続けて流れてきたDJ界の重鎮・小林克也の登場にビックリ。小林の熱のこもったDJぶりに「もったいない！」と慌てていた。あるあるが始まると、やはり「待ちましょうか」「待つ価値があるんでしょうか」とお待ちかねのツッコミが。あるある初心者のために、あるあるの聞き方を解説したり、これまでのライブでのエピソードを語るなど、細やかな配慮も忘れなかった。

また、観客参加の撮影ライブから作られたPVを見ると、「すごい盛り上がってる!!」と　立ち見も含め超満員の観客が一斉にRGにカメラを向けている様や、こぶしをあげて熱狂している観客に「こんな会場が日本にあったんですね」「お客さんどうしてしまったんですか!?」と実況にも熱が入った。相性抜群のゴエでも途中「まったく意図がわかりません」と混乱する場面も。また、「これは事件ですよ！」と怒りの声をあげるあるあるもあった。

しかし、「出ました！」と思わず笑ってしまったり、「彼なりに意識してるんでしょう」とフォローしたりと、終始厳しくも温かい実況解説をエンディングまでみっちり展開。収録後、ゴエは「悪ふざけがすぎる」とそのクオリティに唖然としながらも、「楽しかった」と笑いが止まらない様子だった。そして「副音声を先に見てもらおうかな」と初心者向けのアドバイスも。最後に「これが売れたら事件」と苦笑していた。DVDの詳細は、よしもとアール・アンド・シーオフィシャルサイトで確認を。

ザ・プラン9・浅越ゴエコメント

いやー、悪ふざけが過ぎますよ。凝ってましたねー。いろいろロケ地回って、PV風、カラオケ風とか。海外ロケとか行けば行くほど面白くなるんじゃないですか。どこで撮ってんねんって（笑）。普通のアーティストの方だとそんなツッコミはもちろんないんですが、彼の場合は凝ると周りの大人の姿が見えるというか。

今回初めて映像のあるあるに実況解説をしたのですが、楽しかったですね。バカバカしくて（笑）。ライブと比べて情報量が多かったです。あと小林克也さん！ 小林さんがほんとに面白かったですね。よくOKしてくれましたよ。まさか僕が小林さんの解説をするとは。でもそれで言うと、この曲全部よくOK出ましたよね。アーティストの方々、関係者の方々、器が大きい。頭が下がりますね。

普通、副音声って本編見てから聞くんですよね。でも、これどうでしょう。今回初心者の方には特に最初に聞いてもらおうかなあ。ちょっとやっぱり副音声なしで見ると、初心者の方にはまったく方向性が見えない可能性があるので。手探りの感じになっちゃうかも。僕もこれ初見で実況解説しているので、同じ気持ちだと思います。

いやあ……これが売れたら事件です（笑）。

レイザーラモンRG DVD「GREATEST HITS＜グレイテスト・ヒッツ＞」収録曲

1. CHA-CHA-CHA（石井明美）
2. シーズン・イン・ザ・サン（TUBE）
3. WEEK END（X JAPAN）
4. ワインレッドの心（安全地帯）
5. 大都会（クリスタルキング）
6. 目を閉じておいでよ（BARBEE BOYS）
7. 愛をとりもどせ！（クリスタルキング）
8. GLORIA（ZIGGY）
9. あー夏休み（TUBE）
10. 翼の折れたエンジェル（中村あゆみ）

※上記楽曲に乗せて、RGがあるあるを歌唱。原曲がそのまま収録されているわけではないのでご注意を。