オジンオズボーンの単独DVD、ライブ収録が完了

オジンオズボーンが来月2月27日に新作DVD「漫才 する彦やる蔵」（コンテンツリーグ）をリリース。東京・松竹芸能 新宿角座にて先日、本作のライブ収録が行われた。

約4年ぶりの発売となる彼らの単独DVDはベストネタが収録されることでも話題。「漫才 する彦やる蔵」というタイトルは「ポップなものはもうイヤや」と以前の作品の反省を踏まえて篠宮がつけたものだ。2人は今回のライブ収録で、そのタイトルのとおり漫才を一挙に9本、さらにコント2本を披露し、客席のファンを爆笑の渦に巻き込んだ。幕間には後輩芸人ワンワンニャンニャンとの掛け合いもあり、収録は大盛り上がりのうちに終了。DVDにはVTR企画も加わる予定となっている。

収録を終えた2人はお笑いナタリーのコメント取材に応じ、高松が本作のネタ選びについて「最初は普通のネタがあって、そのうち篠宮が壊れ始めて、“名前推し”になった。自信のあるものと、篠宮が好きなものを入れている」と芸風の変遷が楽しめることを説明。「漫才が多いのは、漫才をぶっ壊しにかかったがゆえ」と高松が話すと、篠宮が「カッコいい！」と楽しげに冷やかす場面もあった。

現在の芸風が注目を浴びていることに関して、篠宮は「それは開きなおったから。ダジャレなんて恥ずかしい、と20歳くらいのときは思っていた。スベるのが好きな時期もあって、ダジャレだとスベりやすい。でも、そのうちダジャレの精度があがってきて、意外とウケるようになってきちゃった（笑）」と意外な顛末を告白。また「昔よく好んで着ていたチェックのシャツも今回着させてもらった。ようこんなん着てたな」と篠宮が自虐的に語る衣装も見どころの1つだ。

最後に高松は「昔の僕らを知ってる人は、変わった感じを楽しんでほしい。初めて観る方は、コンテンツリーグさんからもう1枚出てるDVD（「やんちゃ漫才」）と見比べていただけると2度楽しめる」とコメント。さらに締めのダジャレを篠宮にお願いすると「どうも、ナタリー裕子（名取裕子）です」と快くまとめてもらった。