日村が高倉健を意識「イロドリヒムラ」坂井真紀と大人の恋

明日11月26日（月）深夜のバナナマン日村出演「ドラマNEO『イロドリヒムラ』」（TBS系）で、日村が刑事・三上役を演じるほか、ゲスト女優として坂井真紀が出演する。

毎回異なる映画監督とゲスト女優が日村を彩っているこのドラマ。今回の第7話「張込み」は異色の刑事ドラマで、「ゴールデンスランバー」や「映画 怪物くん」などで知られる監督・中村義洋が手掛ける。

日村演じる三上は霊感がある刑事。都内で起きた連続強盗事件の犯人・森岡（宮本大誠）を追っていたが足取りがつかめず、イマイ刑事（駿河太郎）と、とある田舎町にやってきた。目的はこの町で居酒屋を営む森岡の妻・桐子（坂井真紀）を張り込むこと。三上は客を装って店を訪れるのだが、そこで三上が見たものは、老若男女の幽霊でいっぱいの店内だった。

YouTubeのTBS公式チャンネルにはメイキング動画と予告編が公開中。日村と坂井の「大人の恋」が描かれるという第7話をぜひお楽しみに。なお、お笑いナタリーでは今回も日村の後輩・スカイラブハリケーンに撮影中の日村について訊いている。

スカイラブハリケーンのコメント

●いぶし銀のカツラ姿

滝本：日村さんが第3話の「ラース日村」以来、カツラをかぶります。そのカツラがけっこうな“いぶし銀”で、高倉健さんのようです。

桜井：監督から実際に「高倉健さんっぽくやってほしい」というリクエストがありました。

滝本：衣装合わせのときに日村さんは「大丈夫かな？」と不安そうで、実際にカツラをかぶってみたら、一同大爆笑でしたね。「これはコントになっちゃう」という。

桜井：でも、監督だけはイメージ通りだったようで、「これでいい」とマジメでした。

滝本：初見の視聴者の方は、まず最初のシーンで笑ってしまうかもしれないですね。YouTubeの予告編で目を慣れさせてから観るのもいいと思います。

●「健さん」と呼ばれる

滝本：日村さん、高倉健さんをイメージして役作りしてきたみたいで、渋さが出てます。目の配り方を意識したようです。

桜井：「俺、健さんっぽくなる動き方、見つけたんだ」って言ってました（笑）。

滝本：だから助監督の方やスタッフの方も、みんな日村さんのことを「健さん！」って（笑）。完全に現場の空気は一体感がありました。とはいえ、たまにスイッチオフにしてると、いくら「健さん！」って呼ばれても気づかない（笑）。

桜井：そりゃそうですよね。

滝本：監督に日村さんがNGを出された時も、「健さんっぽくないから」という理由でした。「今のは日村さんになってた」と。

●大人の恋

滝本：なんといっても一番の見どころは坂井真紀さんとのラブシーンですね。

桜井：大人の恋です。話の流れで日村さんが坂井さんの肩を抱き寄せて、密着してるんですよ。日村さんといえば、このドラマでは女優さんと密着するときにNGを出すのがおなじみだったんですけど、今回は特になかったです。

滝本：緊迫した中で、ふざけられかったんじゃないですかね。

桜井：坂井さんに自分の息を嗅がれたくなかったので、そのシーンの間はずっと息を止めてた、という。

滝本：監督からもお墨付きがありました。いちばんの見どころです。

●スカイラブ桜井のあやまち

大内プロデューサー：「健さん」イコール高倉健さん、というのはスタッフも出演者も全員わかってたんですけど、ただ1人だけわからずにはしゃいでいたヤツがいまして……桜井なんですけど。

滝本：「『健さん』って誰だと思う？」っていう質問に対して、コイツ（桜井）が言った答えが「マグロの人ですよね？」。いや、それは渡哲也さんだろ、っていう（笑）。みんな驚いていて、監督もツボにはまってました。

桜井：そのあたりが僕の長所ですね。僕という敵が生まれることによって、全員が1つにまとまった、いい撮影現場だったと思います（笑）。

大内P：このドラマでは、日村さんが1話ごとに役柄に合わせていろんなお芝居ができるようになり、着実に色々な引き出しが開けられているんですが、桜井は逆にどんどんダメな人間になってる（笑）。なにか“みそぎ”をしたほうがいいかもしれませんね。

桜井：「コイツもういいよ！」ってなるときの寂しさったらないです（笑）。

ドラマNEO「イロドリヒムラ」

TBS系 2012年11月26日（月） 24:20 ～ 24:59
＜出演者＞
バナナマン日村 / 駿河太郎 / 宮本大誠 / 梅沢昌代 / 上田耕一 / 小宮一葉 / 鈴木雄二 / 藤岡大樹 / 上村愛香 / 中村湊 / 関寛之 / 小手山雅 / 篠原知陽 / 坂井真紀