サバンナ八木考案「世界の武器」に高橋「意味がわからない」

サバンナ八木の書籍「世界の武器」（ポプラ社）の発売記念サイン会が昨日11月8日、東京・ブックファースト新宿店にて行われた。

今月発売された本書には、八木が考案した100種類にも及ぶオリジナルの“世界の武器”が掲載されている。これまで数々の著作でも発揮されてきた八木の特異な才能が本作でも開花。すべての武器について相方・高橋から一言コメントが寄せられているのもポイントだ。

サイン会を前に記者取材会が行われ、サバンナがコンビ揃って登場。八木は、テレビ東京の番組で千原ジュニアに自身のノートを読まれたことから出版に至ったと経緯を語り、「100個入ってるのでお気に入りの武器ベスト3を考えてほしい」と読者に呼びかけたほか、自らのおすすめの武器を「スギでできている『スギの家』です。花粉症の人は帰れません」などと説明した。

そんな八木のふわふわしたトークを隣で聞く高橋は「こんな記者会見ある？」「こうなったら耐久戦です」と終始困惑したようなリアクション。「身近にいる人間として理解しないと、と思って読んでみたんですけど、どういう意味だか未だにわからない」と複雑な読後感を示したものの、一方では「プライベートで30歳を越えて武器を考えている人間はなかなかいない。そういう意味ではこの世に1冊しかない本では？ 出版というより“流出”です」と独自の表現で本書の稀少性をアピールした。

「兄がもともと武器を開発している」という八木の話には、高橋が「八木のお兄さんは建築士なんです。武器は小さいときに考えていた、ということが言いたいんだと思います。まだ相方、日本に来て間もないんで（笑）」とフォロー。また「八木さんはどんな武器を持ってる？」という質問に、八木は「正拳です。パンチ！」とジェスチャーで示したが、この言動も高橋から「今の質問は“芸人としての武器”で、ギャグをやるフリじゃないの？」と指摘されていた。

明後日11月11日（日）には大阪・ジュンク堂書店千日前店でもサイン会が行われる。参加方法など詳しくはポプラ社オフィシャルサイトや同書店でご確認を。

「世界の武器」発売記念イベント

日時：2012年11月11日（日） 14:00 ～ 15:00
会場：大阪・ジュンク堂書店千日前店
問い合わせ：ジュンク堂書店千日前店（TEL：06-6635-5330）