内場&せいじも気合、吉本百年物語10月公演稽古開始

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昨日9月12日、吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語10月公演『これで誕生!吉本新喜劇』」の初顔合わせ、稽古が都内で行われた。

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」の初稽古を行った、花紀京役の内場勝則(右)と岡八郎役の千原せいじ(左)。(c)フォトプロ(河村正和)

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」の初稽古を行った、花紀京役の内場勝則(右)と岡八郎役の千原せいじ(左)。(c)フォトプロ(河村正和)

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10月公演は昭和35年の大阪が舞台。吉本興業はうめだ花月を開設し、芸人の育成に力を入れ始める。その頃、国民的人気漫才師・横山エンタツの息子・花紀京も芸人として活動。そこに、大工の息子・岡八郎が芸人を目指しやってくる。のちに吉本新喜劇の名コンビとなるこの花紀京と岡八郎を演じるのが内場勝則千原せいじ。笑福亭松之助を金山一彦が演じるほか、おかけんた・ゆうた、吉本新喜劇の島田一の介、末成由美も出演する。

出演者のほとんどとスタッフが稽古場に一堂に会したこの顔合わせ。緊張感漂う中、まずプロデューサーが「これほどピッタリなキャストはないと評判。楽屋も楽しそうな雰囲気で何の心配もしていません」と心強い挨拶をした。また、現在矢野・兵動・兵動が花菱アチャコ役で主演を務める9月公演が上演中ということで、プロデューサーは「先日、楽屋に来られた田山涼成さんを見て、兵動くんが海原はるか師匠と間違え『師匠、師匠』と挨拶していた」とすべらない話を披露し全員爆笑。会場の緊張もほぐれた様子だった。

内場は「ああいう人になりたいと思ってた人の役をやらせてもらえるとは、おこがましいという思いも。(花紀が勇退した)『新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン』のときの気持ちもダブる。僕なりの花紀京をやっていきたいと思う」と意気込み。せいじは「実は、小学校のときの作文に『新喜劇の役者になりたい』って書いてたんです。これも運命かなと。心機一転気持ちを切り替えて頑張ります」と気合いを入れなおした。加えて、「平田のお母さんの膝が心配。あんまり激しい動きをさせないで」と、共演する女優・平田敦子を心配。平田は90kgの巨体が特徴のコメディエンヌとして活躍しているが、せいじの居酒屋を手伝っている仲で、その心配に周囲も思わず笑ってしまった。

末成は「新喜劇で30年くらいやってますでしょうか、わかりませんが。吉本新喜劇は本当にすごい劇団員の集まりだという声を聞きながら、やってよかったと感じてます。楽しんで頑張りたい」と挨拶。岡八郎の弟子でもあるおかけんたは「台本の最後のほうは何回読んでも鳥肌が立ちます。2人とも、厳しい面もあり、優しい面もある。その両方が書かれていて、弟子としてこの上なく嬉しい」と語った。

今回マドンナは、「世界ウルルン滞在記」にて涼しい顔で虫を食べる姿が話題となった美人女優・小西美帆。そして末成、平田のほか、元大阪パフォーマンスドールで、東京の吉本新喜劇にも出演している武内由紀子と中野公美子が花を添える。武内が「OPDからいつの間にか20年も経ってて……すみません」と言うと、10代の彼女を知っている周囲の男性陣も「20年!?」とビックリ。せいじは「パフォーマンスドールとか言うたらあかんで!」とツッコミ笑わせた。

公演は10月7日(日)からスタート。10月1日から31日まで、なんばグランド花月では「めっちゃ吉本新喜劇キャンペーン~なんばグランド花月ハシからハシまで吉本新喜劇~」も開催される。果たしてこれから稽古を通じてどのようなコンビが生まれるのか。チケットは現在発売中。詳しくはオフィシャルサイトにて。

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