今週末9月9日(日)より、なんばグランド花月にて「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」の上演がスタート。今回2回目の百年物語出演となる
2人は間寛平主演の6月公演「舶来上等、どうでっか?」に芸人コンビの役として出演。そのときの感想を尋ねると「前回は寛平師匠に乗っかって乗っかってで楽しかったですね」「芸人役そのまま等身大で演じました。嫌味な先輩で後輩芸人をいじめる役。裏ではへーこらして権力にものすごい弱い。まさに等身大(笑)」と2人であれこれ喋りながら思い返した。高橋が「中川晃教さんがみんなのことを“カンパニー”って言って。ほんとに家族みたいだった。楽日は心の中で泣いてましたね」と、いい話をすると、島川は「カンパニーのことファクトリーって言うてましたけどね」と茶化しながらツッコミ。しかし「でも僕も本番さながらのリハのことを“パレード”って周りが言うてて、オープンカーでどっか回るんやと思ってました。今回は誰かに先に教えたいです」と、自らのエピソードも明かした。また寛平について「何を言い出すかわかんないんですよ。本番もそうでしたけど、練習も何もかも。僕らがツッコまなあかんくらい。でもその分いろんなこと教えてもらいました」と語った高橋。島川も「稽古中も、ほんと笑かしてもらいましたね。1行であんなに笑いを起こすか、引っ張るかっていうくらい。どんだけやるんやと」と改めて芸人・寛平に舌を巻いた。
今回へびいちごは9月公演開催会見の司会も担当しており、その際プロデューサーに「苗字のある役をください」と懇願。その甲斐あったようで島川は「確かに苗字のある役ってお願いしましたけど……名前がなかった(笑)」と語り、「NHKの人でお堅い役なんです。この前役作りのために1日NHK見てました」と言うと、「高校野球やろ」と高橋からツッコまれていた。一方、高橋は「若いときの横山ノック先生。大役で正直参ってます」とコメント。「どうしたらええのかなと。恐れ多くて。お葬式のときに上岡龍太郎さんが『あなたは太陽みたいな人だった』というとおり、みなさんそうおっしゃいます。暗いことも明るくさせてしまう。僕はどちらかというと火星みたいな人なので。自分ではよう光らん」と、思わぬ大役に嬉しい悲鳴をあげていた。
今回は同期の
さらに2回目ということで「吉本百年物語」に野望を見出したという2人。島川は、吉本興業をここまで大きくした林正之助の偽物で「“偽正之助”をやりたい」を言うと、高橋が「裏吉本百円物語やわ」とツッコみ2人で楽しそうに笑いあっていた。さらに真面目な芝居が多い中、芸人の虫が騒ぐ様子。「ラジオ番組の話の流で『アチャコ花菱のすべらない話お願いしますよ』って言うとか」(島川)、「そんなシーンあったら面白いですよね。『そんな番組流行らんわ』とか言い返したり」と、2人でミニコントをしながら盛り上がっていた。公演は9月30日まで。開演時間、休演日などの詳細は「吉本百年物語」オフィシャルサイトで確認を。
へびいちごコメント
島川:偽正之助やりたいっていてるんです。偽物は大きなほくろつけて。
高橋:「よう見たら偽物やないか!待て―!」って(笑)。
島川:怒られるな。
高橋:でも島やんそれはあれやな、裏吉本百円物語やわ。
島川:じゃあ河川敷でやろうか。
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