「1年の集大成」キングコング最新DVD本日発売

2012年8月8日 22:44 72 1 お笑いナタリー編集部

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本日8月8日、キングコングの最新DVD「KING KONG LIVE 2011」が発売された。

DVD「KING KONG LIVE 2011」を発売したキングコング。

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DVDには、昨年2011年全国12カ所で行なわれたキングコングの漫才ライブツアー「KING KONG LIVE 2011」から、9月に赤坂BLITZで行なわれた東京公演の模様をノーカットで収録。特典映像には楽屋のみならずプライベートまで追いかけたツアーの裏側がたっぷり収録されており、本編110分を超える117分も楽しむことができる。

今回のDVDについて話を聞いたところ、西野は「競技用の漫才を作ってないから、尺も間も長くなってるかもしれません」とコメント。ハイスピード漫才でならしたキンコンだが、実際に今回はたっぷり間をとり空気感を存分に楽しんでいる。梶原のちょこまかした動きと西野のハイテンションなツッコミも見どころだが、ツアーではいつも以上にダイナミックなリアクションを見せた。ネタについて梶原は「『こいつ誰だっけ？』なんかもこれまでやったことないタイプだったので楽しかったですね」とコメント。西野は「『こいつ誰だっけ？』ほんとに面白いんですけど、寄席とかでやったらすこぶるスベるんですよ（笑）」と苦笑いし、取材前のルミネtheよしもと出番でも下ネタでどれだけスベッたかという話で2人で盛り上がっていた。

最後に西野からは「ちょいちょい言ってるんですけど、いろんなとこで新作7本って書いてますけど新作5本。僕ら昔のネタをリメイクしてやりたいというのが毎回あるので、新作は5本です」と大事なメッセージ。梶原は「1年の集大成です。本編はもちろん面白いと思うんですけど、僕、特典映像好きなんです。本編超えてるっていうね（笑）。ぜひ買ってください！」と語った。その特典映像では海外の西野、ゴルフ場の梶原、さらに大御所芸人まで登場する。

2人は8月12日（日）から福岡・レソラNTT夢天神ホールを皮切りに「KING KONG LIVE 2012」ツアーをスタート。会場ではDVD購入者への握手会も開催される。詳しくはよしもとアール・アンド・シーオフィシャルサイトで確認を。

キングコングコメント

西野：単純に、競技用の漫才を作ってないから、尺も間も長くなってるかもしれません。M-1やってるときって、単独ライブが30分くらいで終わってましたから。4分のネタ5、6本とか。

梶原：ネタによって、そのときのテンションもありますが、自然と長くなったかもしれないですね。「ディズニーランド」なんて何分延びたことか（笑）。でもやってて楽しいですね。

西野：作り方はいつもと一緒で、僕がバーッと書いて梶原に見せて、ルミネでやって「ウケた」「スベッた」と。単独ライブで新ネタ下ろす芸人さんのほうが多いかもしれないですが、僕らのライブはこのツアーで最後というか、ここに向けてまとめるんです。

梶原：僕のところにネタがあがってくるまえに結構ボツになったり。

西野：1回まず作家のトンボと合わせて、「なんかしっくりこんな～」とか。もっと言うとそのとき付き合ってた彼女と合わせて、「ちょっと梶原のとこ読んでくれ」って（笑）。んで「しっくりこんな～」と、そこで止まってるものも。

梶原：しっくりくるわけない（笑）。その審査を通って僕のところに来たものは、どれだけ広げやすいかってとこですね。でも「ヤンキー憧れ」とかはちょっと芝居っぽかったりするのでまた見方が違いますが。でも「こいつ誰だっけ？」なんかもこれまでやったことないタイプだったので、楽しかったですね。その中でもやりながら変わっていくんですけどね。

西野：仙台公演くらいから、「次作れんのかな」って気持ちで。いつも「もう無理」「書けなかったらどうしよう」って思うんですよね。

梶原：一緒の打ち上げのときには言わないんですよ。

西野：今年ももう出来上がって、ただ今ルミネでゲー出るくらいスベりましたよ。下ネタですけど（笑）。

梶原：おかしいですねえ。2人で笑ってやってたんですけどね、ウケないですね。

西野：もちろんルミネに来て下さってるお客さんに新ネタとか関係ないですから。笑ってもらえるように前半新ネタやって後半は笑ってもらえるやつを用意してるんですけど。

梶原：今日は後半も引きずってましたね（笑）。ここを超えたら全国ツアーでできると思うんですけどね。

西野：楽屋でゲラゲラ笑ってたんですけどね。

梶原：会場はクスクスもなかったですね。なんか怒ってましたよ（笑）。