「噂の漫才を生で」パンクがレイザーラモンのライブに意気込み

2012年7月25日 15:39 25 1 お笑いナタリー編集部

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8月16日（木）、新宿・ルミネtheよしもとにてイベントライブ「THE MANZAIの前に、はずみをつけたいんや!! ～レイザーラモンVSパンクブーブー～」が開催。パンクブーブーがライブにかける意気込みを語った。

8月16日（木）、新宿・ルミネtheよしもとのイベントライブ「THE MANZAIの前に、はずみをつけたいんや!! ～レイザーラモンVSパンクブーブー～」への意気込みを語ったパンクブーブー。

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パンクブーブーは「M-1グランプリ」と「THE MANZAI」という2つの大きな漫才大会で優勝。言わずと知れた漫才チャンピオンとして多くの芸人たちから尊敬の目を向けられている。8月8日にはとうとう「恋のパンクブーブー」で歌手デビュー。これは2人がMCを務めるトークバラエティ番組「ミタパンブー」（フジテレビ系）から生まれた企画で、ダンスの振り付けは2人がよく知るプー＆ムー・おたこぷーが担当しているうえ、オリジナル漫才も収録されている。CD発売当日には、フジテレビ夏のイベント「お台場合衆国」の「合衆国MY BEATスタジアム」にてCD発売記念イベントも開催。記者会見では「オリコン50位以内」を宣言し、芸人としての活動に加え、歌手としてのアーティスト活動も多忙を極めている。

にもかかわらず、インタビューでは「なんとしてでもレイザーラモンの漫才を観たい」と熱望。レイザーラモンは先月6月8日に解散をかけて「RG38歳の誕生日。38といえば38マイク。HG、漫才しようか。」を実施して以降、漫才に精を出している。ライブで2人はケンカをしながら本音をぶつけ合ったあと、ハプニングでRGが記憶を喪失。HGが必死にこれまでの2人の歴史を振り返ったところ、奇跡のシルバーウルフ漫才が誕生した。その後2人は決勝進出を目指して「THE MANZAI」に挑戦。現在1回戦を突破し2回戦に向けて猛練習中だ。

以前レイザーラモンに今回のライブのきっかけを訪ねたところ、パンクブーブーに対して「尊敬ですよ」（RG)、「世界で一番の漫才師だと思ってます」（HG）とコメント。「ただただ漫才について教えてもらうだけのライブです」と説明していた。これを受けてパンク哲夫は「噂によると相当すごい仕上がりを見せているとか」と前のめり。黒瀬も「漫才の練習をしている2人がいい汗をかいていた」と目を細めた。ところが、「ダンスレッスンが……『恋のパンクブーブー』の」と顔には疲労の色が。哲夫は「アーティストの仕事もお笑いの仕事もそつなつこなせると思ってたんですけどね」と照れ笑いし、「でもでもどうしてもレイザーラモンの漫才が観たい」とコメント。黒瀬も「『恋のパンクブーブー』のダンスレッスンよりレイザーラモンの漫才」と目を輝かせた。

漫才を通じて共演の意思をみせたパンクブーブーとレイザーラモン。果たしてこのライブで漫才の新たな1ページが開くのか。チケットは現在発売中。なお、「恋のパンクブーブー」と「恋のミタパン」をショッピングサイト「J BOOK」にてセットで購入すると、2枚収納オリジナルスリーブが付いてくる。

パンクブーブーコメント

哲夫：ずっと前から注目はしてたんですけど、実際に生で観ることは実現できてないんですよ。でも、噂によると相当すごい仕上がりを見せているとか。漫才にかける意気込みというのが、ほかの芸人とは群を抜いているという話を聞いていて。どうしても一度生で観なきゃいけないと思ってます。

黒瀬：そうです。一度ルミネのエレベーター前で練習している姿を見たんですが、すごくいい汗をかいている2人を始めてみました。なんとかして観たいと思ってます。ただダンスレッスンが……。みんなしたことありますよね。歌を出すと必ず付いてくるダンス。「恋のパンクブーブー」の。でもダンスレッスンよりレイザーラモンの漫才が大事です。

哲夫：今ちょっとアーティストとしての仕事が増えちゃって。自分の中でも最終的には自分が芸人なんだっていうのを再確認したい。そんなときに、今一番ノッてる漫才をやってる奴らっていうのがどういう奴らなのか。それを今観なきゃいけない。僕としてはアーティストの仕事もお笑いの仕事も両方そつなくこなせるつもりでいたんですけど……。どうしてもちょっと……アーティストの方に偏りつつあるし、世間もそう思ってきてる。だから、その意味でもどうしてもレイザーラモンの漫才が観たい。レイザーラモン、を。