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優勝は三拍子「第3回お笑いハーベスト大賞」

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昨日7月14日、東京・新宿明治安田生命ホールにて「第3回 あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞~金メダル次世代芸人大集合!」の準決勝と決勝大会が開催され、三拍子が優勝した。

この大会は、有望な若手芸人発掘のために企画されたお笑いイベントで、第1回はザ・ゴールデンゴールデン、第2回はニッチェが優勝。今回は計68組の芸人から、あきげんアルコ&ピースいけだてつや、エル・カブキ、エルシャラカーニ火災報知器かもめんたるキャプテン渡辺、三拍子、ザクマシンガン山田、ジグザグジギー新宿カウボーイ笑撃戦隊、タイムボム、ツィンテル天狗トップリードバイきんぐパッチワークパップコーンぽ~くちょっぷや団の22組が準決勝に進出した。

審査員を務めたのは、審査員長のラサール石井のほか、木村祐一、熊田曜子、元祖爆笑王をはじめとする放送作家ら計9名。準決勝では、コントに漫才、漫談と、バラエティに富んだネタの応酬に「3分の間に盛り上げるのがうまい」(ラサール)、「ネタの切り取り方が新しい」(木村)と、審査員たちは各グループを賞賛。また、元祖爆笑王が「(演じる側の)テンションが高いと面白い」と語ると、ラサールは「僕らのあとの世代は、ダウンタウンの影響もあって静かな芸風が流行ったが、いまはみんな大声を張り上げている。ちょっとなつかしくなった。張り芸っていいな」と最近のネタの傾向について触れた。

審査の結果、決勝に進出したのは、ジグザグジギー、トップリード、三拍子、バイきんぐ、エルシャラカーニの5組。それぞれタイプが異なりながらも大きく会場を沸かせた5組に対してラサールは「大体僕の中では順当な結果。かもめんたるが惜しかった」とコメントし、決勝戦に期待を寄せた。

くじ引き後、決勝戦のネタ順は、ジグザグジギー、エルシャラカーニ、トップリード、バイきんぐ、三拍子に決定。決勝戦の審査は、審査員と100名の観客が担当した。優勝者発表で三拍子の名前が告げられると、2人は大きくガッツポーズ。ラサールは「みんなそれぞれ面白く審査が難しかったが、三拍子は審査員の中でもトップ、会場票もトップだった。ブラックなネタでもお客さんを笑わせるところが芸だと思う。1回トーンダウンした箇所があったが、そこから盛り返したところにすごみを感じた。ジグザグジギーはネタの発想が素晴らしい。バイきんぐは人間そのものが面白い。トップリードは、はっちゃけたネタも、よく練られたネタも両方できるところが強い。エルシャラカーニは声を出して笑った。個人的には一番好きだが、こういう大会でなぜか優勝しない」と寸評を語った。

この日、三拍子は、「昨年2011年頃からやりはじめた」(高倉)という時事ネタ漫才を準決勝、決勝ともに披露。途中ブラックな笑いや、なつかしいお騒がせニュースなどを散りばめつつ、2人の個性を存分に活かした漫才で大きな笑いを集めた。優勝後のインタビューでは、「芸人になって初めての優勝なので、すげーうれしいです。トリでできたことが勝因だと思う」(久保)、「だいぶ前に離婚したが、これで見返せます(笑)。このネタで行こうと言ったのは相方。ほんとは違うネタをやろうと思っていたが、いつも自分が選んでなかなか優勝できなかったので、こいつの言うことは正しいなと思った」(高倉)と、それぞれ喜びのコメント。今後の抱負として「民放各局、公共放送すべてに出たい」(久保)、「立ち食いそばのバイトをしてるので、そばの番組に出たい」(高倉)と興奮気味に語っていた。

なお、この大会の模様は、8月30日(木)23時30分から毎週木曜にBS日テレで4週連続で放送される。

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