じゃいはギャンブルで5000万円という大金を稼いだ才覚を活かして、昨年2011年7月に初の書籍「稼ぐギャンブル」(太田出版)を発売。これがギャンブル本では異例のヒットを遂げ、今回の第2弾を発売することに。麻雀実践編、パチンコ実践編、競馬実践編と、さらに詳しくそのノウハウを解説している。
芸人の中にもギャンブル好きが多いだけに、第1弾の反響も大きかったという3人。じゃいが「面識ない方も知っててくださったりして。この間もゆうぞう君の家でロケをやったんですけど、ブラックマヨネーズさんに『ギャンブル狂い!』って言っていただいて(笑)。直接お話したことなかったので『知ってていただけてるんだ』って嬉しかったです」と言うと、ゆうぞうも「『カイジ』って呼ばれてましたよ(笑)」と語り、本のおかげで芸人間の垣根が下がった様子だった。また、お笑いを知らない人もじゃいは知ってるという現象も起きているそうで、すぎ。が「パチンコ屋に僕が入ってても特に何もないんですけど、じゃいが入ってくると店員が握手しようとする」というエピソードを披露。パチンコ番組への出演も増え、ギャンブルをやらないゆうぞうには苦痛だそうだが、ビギナーズラックも。ゆうぞうが「僕がギャンブルにハマると、この本に書いてある“こんなギャンブラーはダメだ”っていうタイプになると思う」と心配すると、じゃいから「そうなる前にこの本読めば大丈夫」と勧められていた。
第2弾を書くにあたっての苦労をじゃいに聞くと、「1冊目売れたから出したって思われたくなかったので、ちゃんと1冊目に恥じない本にしようということに一番重点置いてました」としっかりした答え。普段のじゃいとは違うその凛々しい姿に、すぎ。は「なんか急にしっかりしたこと言うんですよね(笑)。人としての円グラフはすごくいびつでとんがり帽子みたいな人間だと思うんですけど。すごい部分はその円を超えちゃうんですよね」と目を見張った。じゃい自身、「『打ってる姿はバラエティの目じゃない』って言われますね」と笑いを忘れることがあるそうで、ゆうぞうも「本になったから良かったですけど、活字になってなかったらただのダメ人間です」と苦笑。すぎ。は「ダメ人間3人の中でもこういう本を出すのは上ですよね。一歩リードされました」と認めた。
インスタントジョンソンとしては太田プロライブ「月笑2012」で6月に久々の1位を獲得。この勢いで「キングオブコント」決勝を目指す。多方面で活躍の幅を広げるインジョンに今後も注目しよう。
インスタントジョンソンコメント
じゃい:あくまで本業はお笑いなので、インスタントジョンソンが今まで以上にお笑いを提供します。お笑いを見ない人はぜひこの本を買ってください。
すぎ:インスタントジョンソンとしては、いろいろなことに対応していきたいなと。ゆっくり上り坂を上っていければ。
ゆうぞう:キングオブコント決勝に行きたいですね。8組じゃないですか。たぶんこの8組を予想してると思うんですよね。
すぎ:もちろんうちらも入ってるんだよね?
じゃい:いやうちらは外します。ここはマーフィーの法則で、来なかったらダブルショックなんで、外れても嬉しいので入れないようにしてます。
すぎ。それ表で言わないでくれる(笑)?
ゆうぞう:第3弾は福本伸行さんと対談本にしたら? ギャンブルに対する考え方とか。
じゃい:福本さんとは何回かお仕事でお会いしたり、麻雀も一緒にさせていただいたんだけど、意外なところのある方だよ。ちょっと抜けてたり。
すぎ:そんなことないよ! お前が言うなよ!
ゆうぞう:お前の方が絶対抜けてるよ!
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