ダイノジ大谷、エンタメ深掘りトーク番組の魅力語る

ダイノジ大谷とマキタスポーツがメインMCを務めるUstream生放送「WOWOWぷらすと」が、来月7月に放送200回を迎える。

この番組は、ジョン・カビラがMCを務める「ザ・プライムショー」（WOWOW）の連動番組。昨年2011年10月にスタートし、東京・WOWOW渋谷ステーションから「ザ・プライムショー」と同時進行で毎週月曜日から金曜日まで配信されている。曜日ごとに替わる女性タレント勢「ぷらすとガールズ」やゲスト、視聴者とともに楽しめるエンターテインメント情報トーク番組だ。

節目を目前に昨日6月18日、囲み取材会が行われ、大谷が「WOWOWぷらすと」の見どころや放送開始以降の心境の変化、今後の展望などを語った。

ダイノジ大谷のコメント

もともと音楽や映画などが好きで、そういうものには「行間を読む」面白さがあるんです。「メタ」な楽しさというか。「じゃあ、スポーツやドキュメンタリー、海外ドラマはどうかな？」と不安に思っていました。でも「ぷらすと」を始めた今では、そのメタな角度で楽しむことで、NBAやテニスにも「スポーツってこんなに面白かったんだ！」という発見がある。今では誇り高い気持ちで「ちょっと先頭行こうよ！」という気持ちでやっています。

ただマキタくんと2人で話したことがあって「震災後にメディアは『メタ』から『ベタ』へ変わった」と。「そういうときはメタっぽい姿勢だけど熱くやろうよ！」と思ってもいます。僕もマキタくんも「ぷらすと」に出るようになってからテレビに呼ばれるようになって、芸風的には批評性のあるメタをやりがちなんだけど、ベタもやんなきゃいけない。だからマキタくんがハゲネタを躊躇してると注意します（笑）。

ソーシャルネットサービスを使ってみんなと会話しながら、より深く、薄めず、マニアックさを追及しているのが「ザ・プライムショー」とは違ったウチの番組の特徴ですよね。僕とマキタくんが出ている時点で華やかさはゼロなんですけど（笑）。あと、大地さんもこの番組のスペシャルに出たことがあるんですが、まったく喋れないのに「モノを知らないことで笑いを取る」という、一番イビツで「ぷらすと」のご法度的なキャラをやっていて、卑怯でした（笑）。

長く続いていることは嬉しいことですが、僕の中ではルーティンになっていないので、常に面白く、“深掘りトーク”をしています。予定調和なことだけやっていたらダメ。ソーシャルネットサービスを使った動画エンタメ番組として先を行っていることは自負しているので、より先に行きたいですね。

WOWOWぷらすと

Ustream 毎週月～金 18時30分頃から配信
＜出演者＞
メインMC：ダイノジ大谷 / マキタスポーツ
プラストガールズ：宇井愛美（月・スポーツ） / 浅野かや（火・ヒューマン） / くぼたみか（水・音楽） / さがゆりこ（木・ドラマ） / 宮河まや（金・映画） / 原田まりる（ランダム・主にアニメなど）

ザ・プライムショー

WOWOW 毎週月～金 18時55分より放送
＜出演者＞
ホスト：ジョン・カビラ
デイリーキャスター：内田恭子（月・スポーツ） / hitomi（火・総合エンタメ） / ともさかりえ（水・音楽） / 土屋アンナ（木・海外ドラマ） / 冨永愛（金・映画）