片桐仁「絶叫セリフ多い」アニメDVD「中学星」収録を回想

本日6月11日、ギャグアニメ作品「中学星」のDVD第2弾「中学星 UNIVERSAL すこやか」（角川書店）のヒットを記念した記者会見が東京・ニコニコ本社にて行われ、本作に声優として出演している片桐仁、プロレスラー・蝶野正洋、読者モデルのAMOYAMO、清水誠一郎監督が登場した。

動画サイトでの累計再生回数が200万回を突破し「第13回新国際ニコニコ映画祭」でも大賞を受賞した“新食感スナック・アニメ”「中学星」。今年2012年4月に発売されたDVD第2弾で、片桐は本作の舞台・中学星のパラレルワールドに住む新キャラクター・亜部ぴろし（あべぴろし）を演じている。

本作の出演について片桐は「僕はインターネットの世界に明るくなく『ニコ動で話題になっている作品』ということも知らなかった。見せてもらったキャラクターが完全に僕のシルエットだったので、『あぁ、ロッチに断られたんだな』と思った（笑）」とコメント。続けて「僕でいいのかなと思いつつ、僕らしさを出せたらなと頑張らせていただいた」と収録を振り返った。

片桐の声優ぶりに関して、清水監督が「片桐さんは自分が中学生くらいのときからNHKの深夜番組で観ていた人で……」と話し始めると、片桐が「『オンエアバトル』ですね」と補足する場面も。清水監督は「そんな人にスタジオに入ってもらって打ち合わせしながら収録を進めた。『片桐さんと1個アニメ作っちゃったのかー！』という“ふしぎ感”がある」と現在の心境を打ち明けた。

DVDの見どころとして、片桐は「絶叫系のセリフが多い。キャラクターは下ネタ好き。“人間の小ささ”みたいなところが見どころかな」とアピール。そのほか会見中、片桐は蝶野正洋やAMOYAMOとともに監督の「いい声」を楽しげにイジるなど、朗らかに本作のヒットを喜んでいた。