本書は、2009年に発表された板倉にとって初の書き下ろし小説「トリガー」以来の作品。芸人本の枠をはみ出した筆力と緻密に練られたプロットで、読者さえもあざむく本格エンターテインメントが完成した。
この物語では、主人公・二村孝次郎が幼なじみで悪友の大塚修平とともにカジノでの大儲けを計画。孝次郎は裏カジノでのイカサマを成功させ、大金を手に入れたかに思えたものの、そのイカサマは実は見破られていた。オーナーの柏木にたっぷり痛めつけられたほか、修平を人質にとられて期日までに300万円を準備するよう要求された孝次郎。金をつくるため、青木ヶ原樹海へ足を踏み入れる……。
本書の総ページ数は436ページで、単行本の厚さは32ミリに及ぶという。板倉入魂の大作をぜひ楽しもう。
なお4月30日(月・祝)15時より、本書の発売を記念したサイン&握手会イベントが東京・紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペースにて行われる。定員は100名。4月18日(水)10時より同店2階文学・文庫売り場カウンターにて整理券が配布されるので、気になる人は早めに手に入れよう。
板倉俊之著「蟻地獄」発売記念サイン&握手会
日時:2012年4月30日(月・祝) 15:00開始
会場:東京・紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
定員:100名
整理券配布方法:2012年4月18日(水)10時より紀伊國屋書店新宿本店2階文学・文庫売場カウンターにて「蟻地獄」購入者100名に先着で配布
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- 【新宿本店】『蟻地獄』(リトルモア)刊行記念 板倉俊之さんサイン&握手会(2012年4月30日) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店
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どうも原作のせいという気がしますね