KICK☆が映画「アポロ18」試写会でサイキックトーク

昨日4月3日、東京・角川映画試写室にて映画「アポロ18」のトークショー付き試写会イベントが開催され、KICK☆が登場した。

人類を月面に送り込んできたアメリカの壮大なプロジェクト「アポロ計画」。歴史上、NASAは「アポロ17号」をもってこの計画を打ち切っているが、本作は幻の「アポロ18号」から回収された映像に衝撃的な記録が残されており……というあらすじのSFホラー映画だ。

記録的な暴風雨が吹き荒れた夜に開催されたこの試写会。KICK☆は冒頭で「こんな嵐の中をどうもありがとうございます！ 人生に偶然はない！ すべてが必然ですから、今日ここに来られた方は“選ばれた民”ですよ！」とファンに挨拶した後、サイキック芸の真骨頂ともいえる「UFO呼び」の体験談や、月や宇宙にまつわるトークを繰り広げた。

KICK☆は「『月』という文字はもともと象形文字。人間の体を表す「胃」「腰」「骨」「胸」「肩」といった漢字にも『にくづき』が付く。月と人間とは切っても切れない関係」と持論を展開。さらに「雨が降るとうっとうしい気持ちになるのは『長い間、石が雨にさらされてきた』という太古のDNAの記憶が人間に残っているから。石に付着していた細胞が月から地球にやってきて今の我々になったのでは？ という説もある」などと虚実が交錯する話で会場をうならせた。

またこのトークショーでは「UFO呼び」の儀式が観客を交えて実演されることに。KICK☆は水晶を使って、音叉を鳴らしながらUFOを呼ぶための呪文を空に向かって送った。最後にKICK☆は「我々が月を見上げてなにか懐かしい気持ちになれるのは、昔、我々が月にいたからかも知れない。この映画を観るとそんなことを感じられるんじゃないかと思う」とコメントしている。

本作は4月14日より、東京・渋谷TOEI、東京・新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショーがスタート。