「頑張ってます」又吉が主演映画「タバコイ」舞台挨拶

本日3月25日、沖縄・桜坂劇場にて行われている「第4回沖縄国際映画祭」で「タバコイ ～タバコで始まる恋物語～」を上映。主演のピース又吉をはじめ、品川庄司・庄司、遠藤久美子、中川通成監督が舞台挨拶を行った。

“タバコで本音が見える”がテーマのこの作品。中川監督がこの作品を作るきっかけとなった合コンエピソードを語ると、又吉は「実生活から？」とビックリ。庄司も「合コンあるあるなんですね」と驚いた様子だった。今回主演に抜擢された又吉は「僕はやめたほうがいいんじゃないですかって言ったんです」と告白。しかし主人公に共感を覚えたようで「僕に近い感じの人間なんです」と言うと、庄司と遠藤もうなずき合った。司会の女性に主人公のたどたどしいキャラクターについて「演じきってるように見えました？」と尋ねた又吉。司会者がうなずくと「あれ僕の日常です」と明かし、観客も爆笑となった。

作品に登場する「吸うと相手の感情が見えるタバコ」が欲しいかどうかという話では、又吉が「友達やと思ってた人に『おもんないわ』って思われてたらと思うと……」とビクビク。庄司は「品川にふきかけてみたい。今後の品川庄司をどう思ってるのか、監督としてやっていくのか。格差があってなかなか聞けないんですよ」とリアルな悩みを打ち明けた。

また昨日行われたレッドカーペットでは、監督が「観客から『庄司さーん』って一言もなかった。ただ『ミキティー！』ってすごかった」と思い出し笑い。又吉も「僕の名前も呼ばれてないです。ただ『又吉さんミキティって叫んでください』って声かけれて。一応言いましたけど」と、語った。

最後に又吉から「来ていただいてありがとうございます。みなさん今日はお休みですか？」と挨拶。急に会話形式になったことを庄司にツッコまれ再度考え直したが、「2日くらいもらってもいいですか？」と苦笑いでごまかした。そして改めて「頑張ってます。頑張ってますので楽しんでいただければ」とコメント。会場からは温かい拍手が沸き起こった。