全国住みます芸人による「日本元気大賞2012」授賞式
2012年3月22日 11:20
1 お笑いナタリー編集部
昨日3月21日、なんばグランド花月にて「日本元気大賞2012」授賞式が行われ、全国47都道府県の住みます芸人の中から6部門の受賞者を発表。大賞に秋田県の桂三若が選ばれた。
全都道府県に1組の芸人が住み込む「あなたの街に“住みます”プロジェクト」が始動から約1年ということで行われた今回の授賞式。西川きよし、木村祐一、桜 稲垣早希らが選考委員となり、観光部門、お祭り部門、肉体部門、ハートウォーム部門、リーダーシップ部門、盛り上げ部門で、それぞれ各1組を選出した。
観光部門「人を集めたで賞」には、栃木県の上原チョ―、岐阜県の三ツ星ジョージ、京都府のタナからイケダ、熊本県のもっこすファイヤーら12組がノミネート。その中から、犬山城に過去10年で最も多い来場者を呼び込んだ功績が評価された愛知県のサムタイムズが受賞した。
ハートウォーム部門「心温まる活動で賞」を受賞したのは福島県のぺんぎんナッツ。彼らは風評被害対策の一環で果樹園の除染作業を手伝ったり、避難所での漫才で笑いを提供する活動も実施しており、受賞のスピーチでは「除染は力のいる作業で、やる人も少ない。僕たちが積極的に取り組むことで何か力になれれば」と、その実情を語った。
お祭り部門「祭りを一番盛り上げたで賞」には、青森県のキューティーブロンズ。リーダーシップ部門「街の盛り上げ隊長で賞」に秋田県の桂三若が選ばれた。肉体部門「体を張りましたで賞」受賞の桂三輝は大阪から伊勢市に向けて170kmの道のりを江戸の旅人姿で歩き、行く先々で落語会を開催。盛り上げ部門「街を盛り上げたで賞」は群馬県のアンカンミンカン。空き店舗を利用してUst配信を行ったことで、そこに多くの人が集まっただけではなく、そこで出会った男女が結婚するというキューピッドの役割を果たしたことを明かした。
また、各都道府県の芸人たちが毎日22時から行っている配信の中で最もアクセス数の多かった芸人に贈られる「YNNアクセスオブザイヤー」は桂三若、「減災もっともひろめた賞」は和歌山県のわんだーらんど、「ファミリーマート いっしょに、笑顔。賞」は茨城県のオスペンギン、「吉本ラ王 最高食材探求賞」は北海道のクマップ、「YNNサテライト賞」はLLRが受賞。そして第1回の大賞は桂三若が受賞し、、「秋田に行く前は、落語さえできればいいと思っていました。しかし、秋田で落語以外のことの大切さを教えてもらいました。これまでで一番勉強した1年だったと思います」とその喜びを語り秋田の人々に感謝した。
会場では、テンダラーとウーマンラッシュアワーもインタビュアーとして活躍。友近らがアナウンサーに扮したニュース番組風の活動報告VTRなども流れ大いに盛り上がった。この模様は後日ABCにて放送される予定となっている。
お笑いナタリー @owarai_natalie
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