モグライダーや桂三若が勝利「ドッカン！ドッカン！」2ndシーズン初日

東京・ルミネtheよしもとにて行われるネタバトル「全日本芸人ネタ選手権 ドッカン！ドッカン！」の2ndシーズンが、昨日5月23日に開幕。この記事では12組の芸人がネタバトルを繰り広げた初戦の様子をレポートする。

「ドッカン！ドッカン！」は事務所の垣根を越えた総勢40組の芸人が「一番客席をドッカンさせた」称号と賞金40万円を賭けて争う1対1の総当たりリーグ戦。審査は「生で観て面白かったネタ」を基準とした観客投票によって行われ、1stシーズンはラバーガールの優勝で幕を閉じている。

昨日実施されたのは「真空ジェシカ VS 錦鯉」「ニューヨーク VS えんにち」「さらば青春の光 VS サッチ」「モグライダー VS ザブングル」「イワイガワ VS 桂三若」「どきどきキャンプ VS ブロードキャスト!!」の6試合。MCを務めた千鳥は参加芸人の顔ぶれを見渡し「前回はもうちょっと若手大会っぽかったけど、今回は先輩ゴロゴロおるからね」とコメントする。これを受けて千鳥の先輩・ザブングル加藤が1歩前に出て「ついに来ましたよー！」と絶叫するが、そのフワッとしたコメントに周囲からは「何が!?」とツッコまれてしまった。

その後、参加者12組はボックスの中から順番に「先攻」「後攻」の書かれた札を引いていくことに。ここではえんにち・アイパー滝沢が、札を引く際に白い粉が入った小袋を取り出し「シャブが入ってました！」と報告。会場が爆笑に包まれる中、モグライダー芝だけがしきりに「すげえグラム数じゃん！ グラム数ヤバいよ！ ボケであっちゃいけない量だよ！」と粉の量について言及していた。

6試合の中で、千鳥・大悟が「野球 VS 野球拳くらいジャンルが違う戦いだった」と評したのはイワイガワと桂三若の対決。破壊力抜群のキャラコントで次々と笑いを取るイワイガワと、今大会唯一の落語家として話芸で観客を引き込む桂三若のコントラストが際立つ、「ドッカン！ドッカン！」ならではの戦いとなった。

全てのバトルと投票数の集計が終わり、対戦結果が発表されると各芸人が一喜一憂する。モグライダーに敗れたザブングル加藤は、ただただ無言でうつむくばかり。周りから「悔しいです！」を求められても、「黙れ！」と言い放ちモグライダーともしげの顔面にツバを吐く悪態を見せる。

一方、オープニングからほとんどトークに参加せず、後ろのほうで穏やかな表情を浮かべるのみだった桂三若は、イワイガワへの勝利を告げられても軽く微笑むだけ。これには大悟も思わず「この人が40万円獲るところ見てみたいわ！」と笑っていた。

次回予選は5月30日（月）。「インスタントジョンソン VS チョコレートプラネット」「スーパーニュウニュウ VS マツモトクラブ」「インデペンデンスデイ VS チーモンチョーチュウ」「ウエストランド VS タイムマシーン3号」「プラス・マイナス VS ルシファー吉岡」「イワイガワ VS ザ・パーフェクト」の6対戦が行われる。

対戦結果

錦鯉（80点） / 真空ジェシカ（32点）
えんにち（67点） / ニューヨーク（40点）
さらば青春の光（55点） / サッチ（50点）
モグライダー（71点） / ザブングル（36点）
桂三若（63点） / イワイガワ（48点）
ブロードキャスト!!（71点） / どきどきキャンプ（36点）