「第十一回 上方漫才協会大賞」で
囲み取材には上方漫才協会会長の
カウス会長は「特に新人賞のレベルが高かった。ということは、将来は安心。ホッとする」と若手の活躍を喜び、当日のネタバトルで新人賞を勝ち取った家族チャーハンは、江頭が「賞というものをいただいたことがなかったので光栄です。今までやってきたことが少しでも評価されたということで、非常にうれしく思っています」と心境を述べ、大石も「感無量です」としみじみ。「(一緒に戦ったのが)いつも負けている面々だったりしたので、その人たちに勝てたというのも含めてめちゃくちゃうれしかった」と振り返り、「この賞をいただいたことに恥じないように、日々漫才に打ち込んで、各賞レースで結果を出し『やっぱり上方漫才協会大賞の新人賞を獲ったコンビはすごかった』というふうになったら」と気を引き締めた。
タカアンドトシは賞を受賞するのは芸歴30年にして初めてだと喜び、「我々は劇場で毎回、全力でやらせてもらってるんですが、そこをちゃんと評価していただいたのはものすごくうれしかった」とタカ。トシも「去年1年ということではなく、1個1個の積み重ねでしかなかったので、こういう素晴らしい賞をいただいて青天の霹靂。本当にありがたい限りです」と噛み締める。
今回新設された「THE NEXT CONTE賞」を受賞したレインボーは、カウス会長とのエピソードを披露。「我々のネタを客席で3公演も見てくれて、『新しいね』と声を掛けてもらったんです」(池田)、「スッと我々のところに来て、腕をグッと掴んで『新しい!』と言ってくれた。それが強くて長かったです」(ジャンボたかお)と実演を交えて説明した。「『新しい』の言葉のまま『THE NEXT CONTE賞』という今日につなげていただいた」と喜ぶ2人に、カウス会長は「3回ともネタをちゃんと変えて、3回とも爆笑を取っていた。(昨年、審査員特別コント作家賞・審査員特別コント演技賞を受賞した)コットンという素晴らしいコント師もいますが、また全然違う味でいいと思う」と賛辞を送った。
NSC東京校出身で、結成当初から東京の劇場を拠点に活動してきたコンビが大賞を受賞するのは今回が初めて。カウス会長は「名前には“上方”と付いていますが、協会は東京も一体のもの。エバースも、エンタツ・アチャコ師匠がお作りになったしゃべくり漫才、掛け合い漫才がきちっとできている。大阪は漫才が生まれた土地で、漫才を生み出す土壌みたいなものがある。その漫才の呼吸を、東京の若い子たちも受け継いで腕を磨いてくれている」と手応えを感じている様子。“上方”と付く賞を受賞した心境を聞かれた町田は、「東京・大阪とかではなく、全国どこでもウケるような漫才師になりたい」と力強く答えていた。
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「第十一回 上方漫才協会大賞」受賞者
大賞
エバース
新人賞
家族チャーハン
特別賞
タカアンドトシ
話題賞
ダイタク
劇場賞
ガクテンソク
文芸部門賞
滝音 / シカノシンプ / ドンデコルテ / ミカボ
THE NEXT CONTE賞
レインボー
トータルコーディネート部門~舞台衣裳イメージチェンジ~
タイムキーパー / ダブルヒガシ / ナイチンゲールダンス / ヨネダ2000
「上方漫才協会大賞」歴代大賞受賞者
初代:アインシュタイン
第2代:吉田たち
第3代:トット
第4代:見取り図
第5代:ミキ
第6代:ミルクボーイ
第7代:すゑひろがりず
第8代:天才ピアニスト
第9代:ダブルヒガシ
第10代:ドーナツ・ピーナツ
第11代:エバース
「第十一回 上方漫才協会大賞」ノミネート
大賞
大阪
祇園 / ツートライブ / セルライトスパ / マイスイートメモリーズ / 黒帯 / ネイビーズアフロ / 20世紀 / 濱田祐太郎 / オーサカクレオパトラ / カベポスター / 豪快キャプテン / たくろう / フースーヤ / cacao / 三遊間 / 空前メテオ / ぐろう / ジョックロック / ライムギ / 例えば炎 / 釈迦虎
東京
ダイタク / ロングコートダディ / ニューヨーク / 霜降り明星 / 男性ブランコ / マユリカ / ニッポンの社長 / やさしいズ / 空気階段 / 滝音 / さや香 / ケビンス / 紅しょうが / ラニーノーズ / ドンデコルテ / バッテリィズ /
新人賞
東京:イチゴ / ゼロカラン / 家族チャーハン
大阪:三遊間 / ぐろう / 例えば炎
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Mocktown @Mocktown
上方漫才協会大賞をNSC東京の人が取るの?と思ったらやっぱ初なのか https://t.co/8sjYuaIDA3