笑い飯＆千鳥、大喜利ライブでえんにちに衣装アドバイス

昨日2月29日、新宿・ルミネtheよしもとにて「笑い飯・千鳥の大喜利ライブ」が開催された。

これは、笑い飯と千鳥が約10年にわたって定期的に開催してきた大喜利ライブ。今回は大喜利ゲストにバッファロー吾郎A、POISON GIRL BAND吉田、グランジ佐藤の3名を迎えたほか、演芸コーナーでは、えんにちとアホマイルドがそれぞれ漫才とコントを披露した。

最初のコーナーは、今年2012年に開催されるロンドンオリンピックにちなんで、日本人の金メダリストになりきってオリンピックについてコメントしていくという大喜利企画。回答者それぞれが過去の金メダリストの顔写真が貼られたパネルを手にとりながらセリフを発していくのだが、なぜか過去の有名犯罪者を想起させるコメントばかりが飛び交う展開に。「みんな回答がグロいんですよ。もっとポップなのを期待してますから。“きゃりーぱみゅぱみゅって、うまく言えないよね”みたいな、ポップな回答をください」と千鳥・ノブが軌道修正を図ったものの、その後さらに状況が悪化し、殺人容疑者からお騒がせ芸能人の話題までドロドロとした回答のオンパレードとなってしまった。

その後、ヒットソングを部分的に替えて歌うコーナーや、「飛行機の機長と副操縦士」という設定のシチュエーション大喜利なども展開。演芸コーナーでは、極道ネタでおなじみのえんにちが「小っちゃい子に好かれる歌」をテーマに童謡を歌う漫才で客席を笑わせた。「コワモテの芸風のことで悩んでいる」というえんにちは、最近規制が厳しくテレビに出にくい状況になっていると笑い飯と千鳥に相談。千鳥・大悟は「たしかにほかのコンビと五分の判断だったら落ちる」などと冷静に分析しつつ、アイパー滝沢が衣装を変えたことについても「いろいろ混ざって、ただのダサ男になっている」と厳しく指摘していた。最終的には、アイパーの相方・望月リョーマに警察の格好をしてもらい、悪そうな風貌を中和させる方向で話がまとまった。

一方、アホマイルドは、“ハゲンティン・タランティーノ監督”と“デブンティン・タランティーノ監督”に扮した2人がさまざまな小道具を使って「カウントダウン」を行うコントを披露。あまりにシュールな展開を袖から見ていたノブが、「どうなるの？ これから先」と2人に今後の目標を直撃すると、クニは「最終目標は宇宙に行って、太陽に行ってジュッとなる」と返答し笑わせた。

恒例のフリップ大喜利コーナー「大喜利ライブ大喜利」では司会のノブがお題を1つずつ提示。最初のお題「お葬式に行ってすぐに帰らされたお坊さん その理由は？」では、「織田無道が来た」（グランジ佐藤）、「すこぶる日焼けしている」（笑い飯・哲夫）、「霊柩車が来るからと、ずっと親指をにぎっている」（笑い飯・西田）、「めっちゃインフルエンザ」（千鳥・大悟）、「側転で入ってきた」（POISON吉田）など、秀逸な回答がテンポよく繰り広げられた。

また、「将棋をしていて100時間後に王手になったら『王手！』と言わずに思わず何と言ってしまう？」というお題では、バッファロー吾郎Aが「王～ ポカホンタ手（シュ）！」と自身のギャグを取り入れて回答。たまらずノブは「恥ずかしい！ 信じられへん！ 自分で言い出してるやん！」とツッコんだが、Aは「私、1個も恥ずかしくありません！」とすました顔で断言していた。その後、「変なサンドイッチの特徴は？」のお題では、「水谷豊が片手で作った」（A）、「消化できない」（グランジ佐藤）、「ネジでとめてある」（笑い飯・西田）、「酢びたし」（笑い飯・哲夫）などの回答で会場を沸かせた。

ライブ終了後には、3月7日にリリースされるDVD「笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD2」を予約した人を対象に、笑い飯・千鳥の4人が握手会を実施。集まった多くのファン1人1人と握手して交流を図っていた。3月13日（火）20時から大阪・5upよしもとで行われる同ライブでは、会場でDVDを購入した人にサイン入りポスターを先着でプレゼントする。

■笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD2