アンタ柴田のツッコミ祭り「祭だ！人力舎2012」第1部

昨日2月19日、東京・よみうりホールにて「祭だ！人力舎2012」が開催。第1部はアンタッチャブル柴田MCの「柴んちゃん出演者全員つっこんじゃうかんね祭り」が行われた。オープニングには柴田とドランクドラゴンが登場。柴田は「人力舎もこういうことできるようになったんですね」と感慨深そうに会場を見渡した。そしてタイトルにもなっている「柴んちゃん」という名称について「ラジオで勝手に山崎が呼び出した」と説明し、「誰も呼んでない」と自らツッコミ。ドランクの2人も「知らなかった」と言うも、「人力舎の社員だけが認めてくれてたみたい」と解説した。

イベントではまずS×L、ブルーセレブ、竹内兄妹、いけだてつや、ラバーガールがネタを披露したあと、柴田とコーナーMCのゆってぃが彼ら5組とトーク。まだまだ絡みの少ないS×L、ブルーセレブ、竹内兄妹に、柴田が興味津々でいろいろなことを尋ねるも、緊張した彼らとの会話がかみ合わない場面もあり、柴田から鋭いツッコミが飛ぶたびに会場は大いに沸いた。いけだが今回ネタで初めて漫談をしたということを明かすと、柴田は「1031（天才）だよ！」というボケの入ったお褒めの言葉。ラバガには「今年こそ何か賞をとってほしい。優勝宣言しなよ！」とムチャぶりを仕掛けたが、大水が宣言を噛んでしまい未遂に終わった。

続いてドリーマーズ、ピテカントロプス、ニッケルバック、鬼ヶ島、ゆってぃが登場。トークでは、いきなりドリーマーズ坂本に「どういうことですか？」と質問を逆に聞き返され、さらに鬼ヶ島・野田にボケ合うくだりをすかされるなど、後輩たちに柴田が悪戦苦闘させられるハメに。しかしニッケルバックがこの日で舞台が最後ということで改めてトークを再開した。するとネタの最後のお辞儀をめぐってニッケルバックの2人が口論。その喧嘩を止めようと野田が入り、ニッケル早出と貴重な髪の毛を掴み合う展開となったが、それを見た柴田は「2人とも心臓強いよね。こんなにウケてないのに」とポツリとツッコんだ。

企画コーナー「柴んちゃんの超若手も全員つっこんじゃうかんね！祭り！」では、リトレイン、ジプシーダンス、増山緑、ザ・フライら若手芸人たちが大集合。ラバガがコーナーMCとなり、柴田の提案で「なぜ人力舎に入ったか」というテーマでトークを展開した。「吉本が怖かった」「伊集院光さんが好きで、人力舎の芸人さんとよく絡んでいた」「上下関係の緩さ」「地域環境の良さ」などの答えに、ツッコんだり納得したりとトークを広げた柴田。しかしおすしにだけは「絡んだことある、惨憺たる結果だった」と、強めにツッコんでいた。

最後は、エレファントジョン、キングオブコメディ、北陽、ドランクがネタを披露。トリのドランクは最後の最後で鈴木がオチセリフを忘れてしまい、塚地が苦笑しながら鈴木のセリフを言うという、ライブならではのハプニングも起った。エンディングでは、再度早出と野田の貴重な髪の毛の掴み合いが勃発。賑やかに第1部の幕を閉じた。